
家庭菜園で収穫したダイズで豆腐をつくってみましょう。250~300gあれば、マメの香りがする、味が濃くておいしい豆腐が2丁つくれます。その過程でできる豆乳やおからも楽しめます。
材料(2丁分)
ダイズ 250~300g、にがり液 大さじ2~3杯、ぬるま湯 200ml
用意するもの
大きな鍋(底が平らなもの)、ミキサー、木べら、板(300mm×100mm×5mm)、押しブタ付き木枠、ガーゼのこし袋、ガーゼ布(仕上げ用)
※今回、押しブタ付き木枠は手づくりしましたが、木枠がなくても6の段階ですくって食べればおぼろ豆腐(汲み上げ豆腐)として、ザルで水切りして食べればザル豆腐として楽しめます。
作り方
1. 下準備する
ダイズを水洗いして、約8Lの水にあらかじめ浸しておく。夏は8~12時間、冬は20時間程度浸す。
2. ミキサーにかける
水に浸して水を吸わせておいたダイズを同量の水と一緒に数回に分けてミキサーにかけてなめらかにする。
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3. 煮る
底が平らな大きめの鍋に2を入れて火にかける。焦げないように注意し、かき混ぜながら沸騰したら、弱火にしてさらに12分ほど煮る。
4. 絞る
熱いうちにこし袋の中へ注いで絞る。絞り汁が「豆乳」で、袋に残ったものが「おから」。
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5. にがりを加える
豆乳を鍋に移し、焦げないように混ぜながら70~80度に調整する。ぬるま湯200mlににがり液大さじ2~3杯入れたものを板に沿わせて2~3回に分けてそっと流し入れ、静かにゆっくりかき混ぜて火を止める。
6. 固める
鍋を毛布などで包んで10~20分保温する。木枠に仕上げ用ガーゼ布を敷き、固まったものをすくい入れる。上部もガーゼで覆ってから押しブタをして重石を載せて、15分ほど置いて水を切る。
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7. 水にさらす
水を張った容器に木枠から出してガーゼ布を外した豆腐を入れ、30分ほど水にさらせばできあがり。
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