
いち早く春を告げる花、ミモザを身近な雑貨に描きましょう。布製バッグとストール、ニットカーディガンにペインティングをしたミモザのコーディネートをご紹介します。3月8日は国連が定めた「国際女性デー」。イタリアでは「ミモザの日」とも呼ばれています。

ドットで描いた花は、スウェードタッチに仕上がるセタカラーを使用。
最後にアイロンで熱処理をすると、花の部分がスウェードタッチに仕上がります。
【作品サイズ】バッグ:30×40cmマチ13cm、ストール:66×182cm
「ミモザのモチーフをバランス良く配置して描いてください。」

「ひと枝ずつ散りばめて描きます。」

「肩や背にも描いています。」
作品制作・コーディネート

鈴木 恵(Megumi Suzuki)
HP:https://ameblo.jp/megs0303/
Instagram:megs_floral
バッグに描きましょう│使用するもの
◆絵の具
ペベオ
セタカラー(スウェード色)
319(アンティークホワイト)
301(ブライトイエロー)
セタカラー(シマー色)
72(ブロンズ)
47(ライトコッパー)
ライトニングメディウム
◆筆
丸筆2号
ライナー筆 0号
描き方(基礎の部分のみ)
01 下絵をトレースし、ライナー筆で中心の枝を〈72+319少量〉描く。

02 いちばん濃い色の花は〈301+47少量〉を混ぜる。

03 中間の色は〈301のみ〉で、2と共に丸筆2号で描く。

04 いちばん薄い色の花は〈319+301少量〉を混ぜる。

05 3段階の色の花を重ねて描いていく。

06 ライナー筆で葉を〈72+319少量〉描く。

07 花、葉をすべて描き終わったら、完全に自然乾燥をさせる。

08 塗布面に当て布を置き、生地に合った適温で均一にドライアイロンをかける。

09 絵の具の光沢が消えて、花の部分がふっくらと柔らかく膨らめば完成。

*ミモザの花は下絵を参考に、描く素材に合わせてボリュームを調節しましょう。
*絵の具の水分が足りない場合は、ライトニングメディウムを加えて調節しましょう。
*絵の具の定着後は洗濯、ドライクリーニングが可能です。
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