
家で花を育てましょう!ここでご紹介するビオラとパンジーは、初心者でも育てやすくおすすめです。ビオラはパンジーの小型種で、パンジーよりも花数が多く、丈夫で暑さに強いのが特徴ですが、どちらもほぼ同じ方法で育てられます。色も豊富で楽しめますよ!
基本情報
●別名:サンシキスミレ
●分類:スミレ科
●原産地:北ヨーロッパ・西アジア
●花色:赤・桃・橙・黄・白・青・紫・黒・混
●園芸分類:1年草
●栽培条件
・日照:日当たりのよい場所
・適する土:水はけ・水もちのよい土
・水やり:土の表面が乾きかけたらたっぷり与える
春の花として以前は早春に出回っていましたが、品種改良されてからは9月には花つきのポット苗が入手できるようになり、秋冬、春にかけてのガーデニングに欠かすことのできない花となりました。
栽培カレンダー
パンジー Pansyの種類
「ニュークリスタル・ビーコン」

「ロザリン」

「ラリー・オレンジ」

「ブラックプリンス」
ビオラ Violaの種類
「ビオレットニーベ」

「プリンセス・ラベンダー&イエロー」

「ハンギングビオラ」

「レモンスワール」
育て方
*Step1.苗選び
徒長せず茎がしっかりとして、葉色がよく、つぼみがたくさんついている苗を選ぶ。

パンジー

ビオラ
根鉢の根が固まっていないのがよい苗。根がぐるぐる巻きになっていたり、穴からはみ出しているものは避ける
*Step2.植えつけ
01 基本は根鉢をくずさないが、白い根が張っている場合は根鉢の底をハサミでカットし、外側から軽くほぐす

02 根がよく伸びるので5号鉢に1株が目安。花壇は株間を20cm程度とって、深植えにならないように植える

03 冬の寄せ植えは密植した方が美しい
*Step3・4.花がら摘み・病害虫対策
【花がら摘み】
春は株の生長が早く、一気に花数も多くなるが、花持ちは悪くなるので、花がら摘みをこまめに行って長く花を楽しむ。
※花びらの縁が内側にしおれはじめたら、花茎のつけ根から切りとる。

【病害虫対策】
暖かくなって風通しが悪くなるとアブラムシが発生し、花びらや葉の裏、新芽などについて株をどんどん弱らせていくので、オルトラン粒剤などで必ず防徐する。
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