
別名「ハツカダイコン」とい名がついている通り、収穫が早くて有名な野菜です。育てやすいので、家庭菜園初心者にもおすすめです。ここでは、育てるための基本情報、種まき時期から育て方、上手に作るためのコツなどを、丁寧にご紹介していきます。
ラディッシュとは?(特徴)
ラディッシュはダイコンの仲間です。形や色もかわいいので、サラダに彩をそえるのにぴったりです。赤や紫の色の他に、白いものや細長くなる品種もあります。
【基本情報】
・アブラナ科
・栄養/ビタミンC、アミラーゼが豊富
・性質/日なたを好む、水を好む
・病害虫/アブラムシに注意
・連作/可
種まきと収穫に適した時期
■種まき:3~5月頃、8~10月頃 ■収穫:5月~6月頃、9月~12月頃
※野菜作りにはそれぞれに適した時期があります。
※関東地方を基準としたものです。関東より暑い地方や寒い地方で栽培する場合は時期の調整が必要です。
育て方
1.タネを用意する
ラディッシュのタネは大きくてまきやすく、発芽しやすいタネです。
2.タネをまく
プランターの土に、タネをパラパラとまきます。タネとタネの間隔は2~3cmあけます。
3.水をたっぷり与える
タネが隠れる程度にごく薄く土をかけ、たっぷり水をやり、2~3日の間、日陰におきます。
4.発芽したら水やりをはじめる
2~3日で発芽します。発芽したら、日当たりのよい場所に移し、土の表面が乾いたら、たっぷり水をやります。
5.葉が込んできたら小さい苗を取り除く
葉が2~3枚になったら、小さい苗を取り除いて、葉と葉がふれ合わないようにします。これを間引きといいます。
6.土が乾燥しないようにする
土が乾燥するとアブラムシもつきやすくなるので、乾燥しないように水やりに注意します。
7.生育の悪い苗を取り除く
葉が込んできたら、生育の悪い苗を間引きます。残す苗の根元を手で押さえて、悪い苗を抜くようにします。
8.間引きはこめまに
間引きをしないと、全部悪い株になってしまうので、間引きはこまめにやりましょう。
9.根が太ってきたら収穫できる
根の直径が2cmぐらいで太っていれば、収穫適期です。
10.株ごと引き抜いて収穫する
収穫する時は、葉のつけ根をつまんで、上へ引き抜きます。残った株もすぐ大きくなります。
ラディッシュの美味しい食べ方
とれたての野菜を食べられることが、家庭菜園の最大の魅力ですよね!
赤と白のコントラストがかわいらしいラディッシュは、薄切りにしてサラダに入れるほか、丸ごと漬物にしても美味。
飾り切りにすれば、料理の引き立て役にもなります。
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