お笑いタレント・あべこうじさんの初監督映画「オールドカー てんとう虫のプロポーズ」の舞台あいさつが6月1日、「ジストシネマ和歌山」(和歌山市松江向鵜ノ島)で行われる。(和歌山経済新聞)
ジストシネマ和歌山エントランス
同作は5月23日に東京と北海道で公開が始まり、同館では5月30日から6月12日まで上映する。
鹿児島県霧島市を舞台に、旧車を通じて3世代の家族の絆や思いがつながる様子を描いた同作品には、「ハコスカ」の愛称で知られる「日産スカイライン」をはじめ、「スバル360」など往年の名車が登場する。主人公の山下源太役は哀川翔さん、妻・和美役は鈴木砂羽さん、息子・駆(かける)役は新原泰佑さん、娘・鈴(すず)役は暁月ななみさんが務める。このほか、源太の母・千鶴絵役に泉ピン子さん、千鶴絵の同僚・美幸役に熊田曜子さん、源太の親友・浜崎秀治役に片山右京さん、動画配信者「ケンケン」役にひょっこりはんさんなど。
関西での舞台あいさつは、京都、大阪、和歌山の3カ所のみ。当日は、出演者の暁月さんと熊田さん、プロデューサーの松田和亜紀さんが登壇する。
同館支配人の大槻尚宏さんは「家族の絆や愛をテーマにした心温まる物語。オールドカーを知らない人でも楽しめる作品。ロケ地の鹿児島の地方色も出ていて、とても魅力的で実際に行きたくなった。この作品を和歌山で撮影するならどこでロケするかなど、考えても楽しめる。幅広い世代の人に見てもらえたら」と話す。「和歌山と直接的な関係がない作品の舞台あいさつはとても珍しい。作品を鑑賞して、制作秘話も聞ける貴重な機会なので皆さんで足を運んでほしい」とも。
舞台あいさつは、16時30分からの上映回後。