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高松・摺鉢谷川にホタルの光 地元「おやじの会」が保護・育成

  • 2025年6月3日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 高松・石清尾八幡宮(高松市宮脇町1)脇を流れる摺鉢谷川で現在、ホタルが見られる。(高松経済新聞)

 2匹のホタルが宙を舞う姿が見られた

 ホタルは亀阜小学校に通う児童の保護者を中心とした地域貢献活動を行う団体「亀阜おやじの会」が放流した。同団体は2019年から「亀阜の自然と暮らすまち作り」をテーマに、ホタルの住めるまち・環境づくりを目指して保護育成活動を行っている。同校中庭の観察池でホタルの幼虫を育てると共に、同河川の環境改善、ホタルの幼虫の放流などの活動を進めてきた。高松市が2021年に発表した「第4次高松市生活排水対策推進計画」では河川の水質環境基準の目標として「ホタルが舞い、魚がすむ清流」が掲げられている。

 6月2日20時には2匹のホタルを確認。草むらに止まって光る時間が長かったが、時折宙を舞う様子も見られた。

 「亀阜おやじの会」代表の天野雄一朗さんは「昨年は6月に30匹ほどホタルが舞う姿が見られたが今年は光り始めるのが1週間ほど早く、数も10匹ほどと少ない。今年は川の水温が高く、水位が低い日が続いておりホタルが育ちにくい状態にある」と話す。「今後も自然と共に生きるまち作り推進のためにホタルの飼育と放流を続けていきたい。ゆくゆくは摺鉢谷川だけでなく亀阜小学校の中庭でも初夏にホタルが舞うようにしたい。ホタルは冷たい清流を好むので校内の井戸水を活用することも考えている」とも。

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