子どもが「商売」に挑戦するイベント「キッズチャレンジショップ」が5月18日、田布施町の離島・馬島で開催される。主催はキャンプ施設「のんびらんど・うましま」(田布施町馬島)。(周南経済新聞)
出店する子どもたち(昨年の様子)(写真提供=田布施町)
馬島は田布施町南部の瀬戸内海に浮かぶ人口23人の離島。当日は、田布施町在住の小学生を中心とした16人が8店に分かれ、1カ月以上準備してきた商店を出店。アクセサリー、くじ引き、手作り雑貨など、子どもたちが自ら考えた商品やサービスを販売・提供する。会場ではイベント専用通貨「UMA(ウーマ)」を使い、1,000円を1,100UMAに両替して買い物が楽しめる。
会場ではこのほか、田布施農工高校がジャムなどの加工品、地域グループや地元の店が、弁当、カレー、パン、フランクフルト、シーグラスアクセサリーなどを販売。広島工業大学の学生団体によるウォークラリーやものづくり体験、草むら迷路、絵本と歌のミニコンサート(13時30分~)なども展開する。
イベントスタッフの西上武尊さんは「昨年は約300人が来場しにぎわった。船で渡り、のんびりとした非日常空間で子どもたちの挑戦を見守ってもらえたら」と話す。
開催時間は10時~15時(キッズチャレンジショップは13時まで)。馬島へは、麻里府渡船場(田布施町別府)から船で渡ることができる。所要時間は約8分。乗船料(往復)は、大人=320円、子ども=160円。当日は臨時便も運航する。