「緑のgoo」は2025年6月17日(火)をもちましてサービスを終了いたします。
これまで長きにわたりご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
全国から1000を超えるご当地スイーツが集まる「第28回全国菓子大博覧会」が5月30日に始まり、その中で下田の和菓子店「ロロ黒船」(下田市二丁目)の名物「開国キャラメル最中」が最高賞である名誉総裁賞を受賞した。(伊豆下田経済新聞)
「ロロ黒船」外観(写真提供=ロロ黒船)(関連画像2枚)
全国菓子大博覧会は1911(明治44)年の初開催からおおむね4年に一度のペースで開かれており、今回はコロナ禍を経て8年ぶりの開催となる。北海道旭川市の会場には、和洋を問わず全国各地から集まった菓子の展示販売ブースのほか、実演コーナーや大型工芸菓子の展示などが行われている。
同博覧会の中で一般向けに販売されている菓子を対象に、味や品質、創意工夫の観点から審査する「一般菓子機関賞」の審査が行われ、優れた商品には内閣総理大臣表彰や農林水産大臣賞などを授与する。最高位である名誉総裁賞には約40品が選ばれ、「開国キャラメル最中」もその一つに選ばれた。名誉総裁は皇族が務めており、現在は三笠宮家の彬子さま。
「開国キャラメル最中」は、黒船を模した最中の皮に自家製キャラメルとクルミを詰めた、和と洋が融合した一品。下田市の「下田ブランド」にも認定されており、同市を訪れた際の土産や、ふるさと納税の返礼品としても人気を集めている。
今回の受賞について、ロロ黒船2代目で菓子職人の山田勧(すすむ)さんは「下田で生まれた菓子で名誉総裁賞を頂けて素直にうれしい。審査していただいたプロの方々や旭川の人たちに感謝したい」と喜びを表す。