肥後橋にレストラン新店 ソムリエとシェフが独立、「普段使いできる店に」

  • 2025年4月25日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 レストラン「るぱん」(大阪市西区京町堀1、TEL 070-9332-0810)が4月11日、大阪・肥後橋にオープンした。(船場経済新聞)

 炭火の香りが香ばしいロメインレタス

 店舗面積は約10坪で、席数は13席。店主の下野美穂さんはソムリエで、昨年12月末まで堺筋本町のスペイン料理店で勤務していたという。神戸のスペイン料理店で勤務していたシェフの金井大樹さんとタッグを組み、店をオープン。金井さんは燃料にまきを使った料理が得意といい、まき火が使えるテナントが見つかれば移転を考えているという。

 メニューはアラカルトをそろえる。「料理はヨーロッパ全般の調理法で作る西洋料理」と下野さん。季節感を大切にし、生産者から直接取り寄せる食材もあるという。「今の時期のお薦めは高知で取れた堀田トマトの丸焼きとジュース(800円)。野菜のおいしさをストレートに味わえる」と胸を張る。金井さんは以前、芦屋のシャルキュトリー店で勤務していたといい、自家製のロースハム(1,200円)もお薦めという。

 ワイン(ボトル=1万円~、グラス=1,300円~)は世界各国の銘柄を約300種類そろえる。現在はワインリストのアプリを製作中という。

 「レストラン時代のお客さんが普段使いできるような店にしたかった」と下野さん。子ども連れも歓迎という。「気軽だがいい物を届ける自信がある。上質の素材を口にすると体に力がみなぎってくるので、その感覚を伝えることができたら」と意欲を見せる。

 営業時間は17時~23時。月曜定休。

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