「ほたるの夕べ」が5月31日、JR海老津駅周辺で開催される。主催は岡垣町商工会。(宗像経済新聞)
多くの出店者が並ぶイベント会場(写真提供=岡垣町商工会)
JR海老津駅近くを流れる矢矧川(やはぎがわ)はホタルの生息地であり、アクセスの良い場所でホタルが見られる特長を生かした同イベント。コロナ禍で地域の祭りが中止を余儀なくされる中、密を避けて地域の人たちと楽しめるイベントを作ろうとの思いを込め、2022年から開催している。
メイン会場となる広場では、商工会会員の飲食店やキッチンカーなど26店を並べる。ちょうちんを飾る昭和通りは16時30分から22時まで車両通行止めとなる。ホタル観賞ができる矢矧川沿いには、町内の小学校5校の小学3年生が製作した約300個の紙灯籠を飾る。同イベントに併せてJR海老津駅では5月16日から、ホタルの生態パネル展を「駅前ぎゃらりー」で行っている。
岡垣町商工会事務局長の太田周二さんは「今年で4回目を迎え、町民の方に『楽しみ』と言ってもらえる機会も増えた。自然豊かな岡垣町ならではのイベントとして、これからも長く続けていきたい」と意気込む。
開催時間は17時~21時。雨天中止。