盛岡・ビクトリア姉妹都市40周年に向けライトアップ 開運橋など国旗の赤色に

  • 2025年5月20日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 盛岡市とカナダ・ビクトリア市との姉妹都市提携40周年を記念したライトアップが5月19日から始まった。(盛岡経済新聞)

 ライトアップされた東北電力ネットワーク岩手支社マイクロ波無線鉄塔

 両市は1985(昭和60)年に姉妹都市提携を結び、今年で40周年を迎える。盛岡出身の新渡戸稲造がカナダでの国際会議に出席した後、体調不良でビクトリア市の病院に入院し、そのまま亡くなったことをきっかけに、生誕の地と終焉(しゅうえん)の地という縁から姉妹都市となった。

 盛岡市や国際交流団体などで組織する「盛岡市・ビクトリア市姉妹都市提携40周年記念事業実行委員会」では市民や企業・団体などを対象にした姉妹都市交流事業の募集など、さまざまな記念事業や関連事業を実施予定。その一環として、両市の交流について知ってもらおうと、姉妹都市提携を結んだ5月23日に合わせ、市内2カ所でライトアップを行う。ビクトリア市との姉妹都市交流に関連したライトアップは今回が初めて。

 ライトアップの対象は開運橋と東北電力ネットワーク岩手支社マイクロ波無線鉄塔の2カ所。それぞれカナダをイメージした赤色で照らし出す。ライトラップの色は国旗に使われている色から連想して選んだという。

 市文化国際課の担当者は「ライトアップを通じて姉妹都市提携が40周年を迎えたことや2市の交流について知る機会になれば」と呼びかける。

 点灯時間と期間は、開運橋=19時~22時、23日まで、東北電力ネットワーク岩手支社マイクロ波無線鉄塔=19時~21時、24日まで。

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