自転車ロードレース国際大会「2025ツアー・オブ・ジャパン(以下、TOJ)」の相模原ステージが5月24日に相模原市緑区で開かれ、ホームチーム「JCLチーム右京」が4連覇に王手をかけた。(相模原町田経済新聞)
開催5年目となる第7ステージの相模原は、東京五輪2020レガシーコースを一部区間に取り入れた、都市部から山間部への景色の変化が特徴の総距離107.5キロのコース。橋本公園前を8時50分にパレードスタートして、高速でテクニカルなスキルが求められる宮ヶ瀬ダム周辺の周回コースを7周回し、鳥居原ふれあいの館にフィニッシュした。
沿道では市民らが選手にエールを送り、観戦スポットでは大型ビジョンによるパブリックビューイングが開かれ、地元団体が太鼓演奏や飲食の提供でレースを盛り上げた。
レースは、元チーム右京メンバーで、「VC福岡」に所属するベンジャミ・プラデス選手が2015年以来10年ぶりのTOJステージ優勝を果たした。個人総合1位はJCLチーム右京のアレッサンドロ・ファンチェル選手が維持。
団体総合時間1位のJCLチーム右京は、「ソリューションテック ヴィーニファンティーニ」(イタリア)に7分45秒差をつけて、明日、東京で開かれる最終ステージに臨む。