倉敷美観地区を流れる倉敷川に住む白鳥のつがいに5月、ひなが3羽誕生した。(倉敷経済新聞)
倉敷川を泳ぐ白鳥の家族
親鳥は雄の「ソラ」と雌の「ユメ」で、いずれも18歳。白鳥の飼育・管理を行う倉敷観光コンベンションビューローは、卵が4つあることを4月上旬に確認し、その後、経過を見守っていたという。ひなは5月19日に1羽、翌20日に新たに2羽が確認された。
多くの旅行者が歩く川沿いには、仲良さげに泳ぐ白鳥の親子を見ようと足を止めたり、カメラを構えたりする人の姿が見られる。
倉敷観光コンベンションビューローの担当者は「昨年も卵は確認できていたが、かえらなかった。今年は無事に生まれて喜んでいる。ひなを持つ親鳥は警戒心が高まっているので、ストレスを与えないよう温かく見守ってほしい」と話す。