体験型マルシェ「hon-nou picnic~アートと本と、おしゃべりと~」が5月18日、くまもと森都心プラザ前交流広場(熊本市西区春日1)で開催される。主催は、デザイナーやクリエーターなどでつくる「ART BRANDING KUMAMOMOTO」実行委員会。(熊本経済新聞)
看板とイベント参加者
同実行委員会は、熊本を拠点に活動するアーティストやクリエーター、学生に向けて、作品の販売や制作活動で生計を立てるための知識を提供する活動を展開。これまでにマーケティングやブランディングを学べるトークショーやワークショップを行ってきた。
今回のイベントは「アートプレースメーキング」の理念に基づき開催。公共空間にアートの視点を取り入れることで、市民が気軽に憩える場のあり方を探る。実行委員会代表の中西路子さんは「アートや本、対話を通じて、本能で感じる『好き』を探してもらえれば」と話す。
「アートトークステージ」には、熊本ゆかりのミュージシャン、画家、ダンサーら12組が登壇し、作品の裏側や創作への思いを語る。講評するのは、崇城大学総合教育センターの永田郁教授。新聞彫刻家・東耕平さんによる公開制作や、ネイル、キャンパスアート、漫画制作などのキッズ向けワークショップも行う。上通で長年開催されてきた古本のフリーマーケット「ぼんくま古本市」、アート作品の展示販売のほか、キッチンカーの出店もある。
中西さんは「会場には、参加者がくつろげる人工芝のピクニックスペースも用意している。子どもから大人まで楽しめる内容になっているので、気軽に足を運んでもらえれば」と呼びかける。
開催時間は11時~16時。入場無料。