「緑のgoo」は2025年6月17日(火)をもちましてサービスを終了いたします。
これまで長きにわたりご利用いただきまして、誠にありがとうございました。

「サンキタ広場」の利活用アイデア募集 街のにぎわいと課題解決図る

  • 2025年6月4日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 サンキタ実行委員会が現在、「サンキタ広場」(神戸市中央区加納町)の利活用アイデアを募集している。(神戸経済新聞)

 多国籍イベント(過去開催の様子)

 1日約70万人の乗降客数を有する三宮ターミナルエリアの中でも、阪急神戸三宮駅隣接という好立地にある同広場。2021年10月にリニューアルされ、2022年2月、歩行者優先の「歩行者利便増進道路(ほこみち)」に指定された。「誰もが自由に使える開放された空間」「より愛着のあるみんなの空間」を目指し2023年7月から一般利用受け付けを始めているが、さらなる広場の利活用を促進するため今回のアイデア募集を行う。

 募集は、同広場を活用してにぎわい創出や地域課題解決につなげる企画。書類選考と公開審査を経て決定した採択案には、広場の使用料を免除するほか、1団体当たり最大20万円の活動支援金を支給する。

 応募コースは2種類。アートや音楽などの文化発信やナイトタイムエコノミーの推進を通じて、広場の魅力向上を目指す「街のにぎわい創出コース」と、ポイ捨てや路上喫煙の防止、環境美化やマナー向上など、誰もが安心して過ごせる空間づくりに寄与する「街の課題解決コース」。いずれも、年度内に2回以上の実施を見込める継続性のあるイベントや、これまで同広場で開催されていない新規性・実験性の高い取り組みを推奨する。

 審査員は、「眺めニスト」の山下裕子さん、雑誌「ソトコト」編集長の指出一正さん、「コミュニティ・サポートセンター神戸」事務局長の飛田敦子さん、「三宮プラッツ」運営事務局の市橋英紀さんが担当する。

 「サンキタ実行委員会」委員で一般社団法人「サンキタ」代表理事の淀友樹さんは「広場の利活用が広がることを目指し、一緒に取り組ませていただきたい。サンキタ広場がさまざまな出会い・発見の場となり、訪れる人にとって愛着のある空間になれば」と話す。

 募集締め切りは6月20日。公開審査は7月12日に行う予定。応募は「サンキタ広場」サイトで受け付ける。

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2025 みんなの経済新聞ネットワーク All Rights Reserved.