北見の居酒屋、こども食堂へ料理寄付 ふるさと納税通じた取り組みで

  • 2025年5月20日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 居酒屋「炭火焼鳥やまねこにゃお」(北見市北4条西3)が5月16日、子ども食堂「Akemiごはん」(川沿町)に料理を寄付した。(北見経済新聞)

 同取り組みはふるさと納税を通じた子ども食堂支援の一環。「やまねこにゃお」では返礼品に「子ども食堂への支援付き・自家焙煎(ばいせん)ネパール産スペシャルティコーヒー豆」を用意し、代金の一部を「Akemiごはん」への支援に充てている。

 寄付したのは「自家製ザンギ」1.2キロ。同店を経営する司の社長・田中恵次さんは、支援のきっかけについて、「北見市への寄付だけでなく、地域に直接的に貢献できることがしたかった」と話す。「ふるさと納税は返礼品の獲得も楽しみの一つかもしれないが、寄付を通じてみんながハッピーになれたら」とも。

 「Akemiごはん」は2021年4月にオープンしたこども食堂。毎月金曜日に3回、土曜日に1回「北光幼稚園」旧校舎を使ってこども食堂を開いている。

 今回の提供メニューは「自家製ザンギ」「もやしナムル」「大根の煮物」「長ネギの炒め物」の4種。利用した小学生の大磯笑南さんは「ザンギの味が濃くておいしかった」と話していた。

 店主の東海林明美さんは「物価が高騰して以前より品数が減った。寄付をしてもらえると品数が増えるのでありがたい」と話す。

 開催時間は、金曜の17時~19時、土曜の12時~14時。料金は、小学生=100円、中高生=200円、一般=300円ほか。

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