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沼津「淡島ホテル」にアート作品 沼津在住画家が動植物21種描く

  • 2025年6月2日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 淡島ホテル(沼津市内浦重寺)のアート作品「Awashima in Harmony with Nature. 自然と調和する淡島」が5月27日に完成した。(沼津経済新聞)

 「Awashima in Harmony with Nature. 自然と調和する淡島」

 沼津市在住の画家マツナガマサエさんのアート作品。同ホテルや富士山、駿河湾のほか、トベラやハマエンドウ、ウバメカシ、カモメ、アゲハ、カワセミ、アオサギ、ソラスズメダイ、トゲチョウチョウウオなど21種類の淡島の魚や動植物を描いた。制作期間は約7カ月。同ホテル2階ラウンジ横の風除室に常設展示する。

 マツナガさんはこれまで、静岡県東部エリアのイベントや商業施設などでのライブペインティングのほか、2023年には成田空港第3ターミナルでクリスマスウインドーアートを手がけた。

 同ホテルを運営する「フェニックス」総支配人室室長の宮代博美さんは「天気が悪い時でも富士山が楽しめるよう、実力派のマサエさんに作品を依頼した。この作品は、ただの風景画ではなく、淡島の現在とストーリー、そして命の循環を一つの絵の中に織り込んだ特別な一枚。マサエさんの作品は温かみを感じさせる独特の表現が魅力だと感じていて、いつかホテルに飾る絵をマサエさんのタッチで描いてほしいと思っていた。今回、その願いがかなった」と話す。

 マツナガさんは「淡島ホテルにある歴史深い美術品郡の雰囲気を壊さないように、中世の教会壁画をイメージして描いた。ホテルを所有するSiSインターナショナルホールディングスや淡島ホテルのメンバーの顔、ホテルの歴史と再生を象徴する不死鳥フェニックスなども、絵の中にさりげなく描いている」と話す。

 宮代さんは「それぞれのモチーフが、淡島の四季や生命の豊かさを象徴していて、絵を見ているだけで島の空気を感じるような感覚に包まれる。展示している風除室は海からの風が吹き抜け、晴れた日には優しい光が差し込む。ホテル到着後のひとときや出発前に足を止めてその世界に浸ってもらえたら」と話す。

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