阿智村で「母の日マルシェ」 就労支援団体と福祉マルシェが連携し初開催

  • 2025年5月13日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 就労支援やひきこもりのサポートを行う「ひなたばた」(阿智村駒場)で5月11日、「母の日マルシェ」が開かれた。(飯田経済新聞)

 同団体は昨年10月に活動を開始。年齢を問わず利用できる地域の居場所づくりを目指しており、水引の内職作業などを想定した就労支援のほか、地域との接点をつくる取り組みも行っている。

 代表の熊谷歩さんが「団体の活動や場所の存在を多くの人に知ってほしい」と考えていたところ、福祉活動に取り組む団体とつながりのある「スマイルマルシェ」の存在を知人から聞き、共催の形での開催が実現した。

 「スマイルマルシェ」は、地域の個人事業主や団体が福祉や子育て支援に関連した内容で出店する催しとして、これまでにも飯田市内を中心に複数回開催されている。

 当日は、「てしごとや」によるチョークアートの販売や、「ヒーリングサロンpasaran(パサラン)」によるハンドセラピーなどの体験型ブースのほか、飲食では「calf crape cafe(カーフ・クレープ・カフェ)」「桃の木」などが出店し、クレープや唐揚げ、「母の日スペシャルドリンク」などを提供した。「ひなたばた」も、スタッフによる手作りのクラフトバッグと植物を使ったインテリア作品を販売した。

 併せて、芸能表現師の久高徹也さんによる和太鼓演奏や、井原実美子さんと苅原さやかさんによる歌と踊りのパフォーマンスも披露された。

 熊谷さんは「来場者、出店者、スタッフなどマルシェを通して多くのつながりができた。皆が笑顔で楽しんでいる様子が印象に残った」と振り返る。

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