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狛江に鳥取発の生ドーナツ店「トリュフドーナツ」 東京初出店

  • 2025年5月28日
  • みんなの経済新聞ネットワーク

 鳥取発の生ドーナツ店「TRUFFLE DONUT(トリュフドーナツ) 東京 狛江店」(狛江市東和泉1、TEL 03-5761-8656)が5月25日、小田急線狛江駅近くにオープンした。(調布経済新聞)

 「TRUFFLE DONUT東京 狛江店」店長の中元わかこさん

 同ブランドを展開するのは鳥取県八頭町の「トリクミ」。地元出身の同級生らが中心となり、「地域を元気にしたい」との思いで、飲食、デザイン、廃校を使った活動など、地域に根ざした事業を手がけている。2024年3月には、子どもからお年寄りまで幅広い世代に人気で、近年注目を集める生ドーナツに着目し、鳥取市に1号店を開業。「地元では見たことがない行列」ができるほど話題となり、4カ月後には鹿児島に2号店を出店。西日本を中心に店舗を拡大してきた。「ここまで急速に拡大することは想定していなかった」と同社社長の古田琢也さんは話す。

 東京進出は「縁があれば」と考えていたところ、狛江でベーカリー「MAKANA(マカナ)」を営むヴィクセス(渋谷区)と出会い、「狛江は人と人との縁が強い街だと感じた」と古田さん。マカナは食パン専門店として約4年間営業を続け、毎日来店する常連客も多かったが、新業態を模索する時にトリュフドーナツと出合い、フランチャイズに加盟。マカナを休業し、東京初出店、全国13店舗目となる店として同店を開いた。

 ドーナツの生地にはカボチャを練り込み、自然な甘みと水分を加え、発酵に時間をかけることで「ふわふわもっちり」とした食感を実現しているという。店の象徴として用意する「できたてトリュフプレーン」(320円)は、揚げたてのドーナツにトリュフオイルとトリュフ塩をかけ、甘味と塩味、風味、食感を楽しめる一品として提供する。

 中に詰めるクリームも店内で手作りし、「カスタード」(300円)、「ストロベリー」(400円)、「チョコレート」などの定番メニューのほか、狛江店限定で「ほうじ茶きな粉」(以上450円)も用意する。

 ヴィクセスの吉田さんは「これまでベーカリーとして地域の皆さまに支えられてきた。今後はさらに長く地域に根付いた店にしていきたい。落ち着いたら、パンの販売やテラス席も再開したい。この店が関東展開の起点になれば」と話す。

 営業時間は11時~18時(売り切れ次第閉店)。

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