【思い出のマフィン】祖母の入院に涙。おばあちゃん子だった女性の大事な記憶

大人になるにつれ、辛いことや悲しいことがあっても、つい我慢してしまいがち。それでも心はすり減っていて、油断したら泣いてしまいそう…。そんな経験、誰しもあるのではないでしょうか。

とある町にひっそりとたたずむ、熊と鮭が営む不思議な甘味処。ここにも「しんどい気持ち」を抱えた大人が夜な夜な迷い込んできます。メニューは温かいお茶と、日替わりの甘いものが一品のみ。ふさぎこんだ人々の疲れた心を、甘いものがほっと癒します。

しんどいとき、泣きたいとき。夜にだけ開く甘味処で心を温めて。漫画に合わせて、編集部おすすめのレシピも掲載。あなたの心も、きっと癒やしてくれるはずです。

※本記事は中山有香里著の書籍『泣きたい夜の甘味処』から一部抜粋・編集しました。

ギャルとばあちゃんとマフィン

マンガ／著＝中山有香里　『泣きたい夜の甘味処』（KADOKAWA）





■▶マフィンをいますぐ食べたい！そう思ったら…
甘い物に癒されたい時ってありますよね？
そんなとき思い立って「マフィン」を手作りしてみるのもいいのではないでしょうか。
無心になって甘いものを作ると、心もほぐれていくかもしれません。

バナナは粉と同量！ ふんだんに混ぜて「バナナたっぷりマフィン」

■材料（120mlの耐熱カップ5個分）
バナナ(生地用)…１ 1/2本(正味150g)
バナナ(トッピング用)…5cm
卵…1個
薄力粉…150g
ベーキングパウダー…小さじ1
バター(食塩不使用)…70g
牛乳…大さじ2
砂糖…80g
塩…少々

■下ごしらえ
・薄力粉、ベーキングパウダーは合わせてふるう。
・耐熱カップにグラシン紙のマフィンカップを敷く。
・バターは耐熱ボウルに入れ、電子レンジで約1分加熱して溶かす。
・トッピング用のバナナは1cm幅の輪切りにする。
・オーブンを180℃に予熱する。
※電子レンジを使う場合は500Wのものを基準としています。600Wなら0.8倍、700Wなら0.7倍の時間で加熱してください。また機種によって差がありますので、様子をみながら加熱してください。

■作り方

1.ボウルに生地用のバナナを入れ、フォークでよく潰す。砂糖、塩を加えて泡立て器で混ぜる。卵、牛乳、溶かしたバターを順に加えてそのつど混ぜ、ふるった粉類を加えて粉っぽさがなくなるまで混ぜる。

2.耐熱カップにスプーン2本を使って生地を入れる。トッピング用のバナナをのせて軽く押さえる。天板に間隔をあけて並べ、オーブンで約18分焼く。型からはずし、網にのせてさます。

たまにはホッとひと息…本を片手に癒しの時間を楽しんでくださいね。



バナナたっぷりマフィン レシピ考案＝桑原奈津子／撮影＝馬場わかな