3. 前に出した脚に体重をのせていく。 / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
理学療法士・整体師の木村翔太さんをご存知ですか? 彼は「きむ先生」の愛称で、「痛みなく健康に過ごす」をテーマに「なぜその症状が起こるのか」「どうしたら解消されるか」をわかりやすく伝えるSNSの投稿をしており、多くのフォロワーに支持されています。
そんなきむ先生が提案する、論理的かつ端的に伝える人気のストレッチをご紹介!
人生100年時代、いつまでも元気に過ごしたいですよね。 歩く、走る、運動する、家事や仕事をする…これらすべての動作を、何歳になっても「痛みゼロ」でできるようになるため、ぜひ参考になさってみてください。
※本記事は木村翔太(きむ先生)著の書籍『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』から一部抜粋・編集しました。
肩甲骨が動かない人は、腕が上がりきらない
腕が上がらない、肩こりがひどいといった肩まわりのお悩みのほとんどは、肩甲骨に理由があります。ここでストレッチする大胸筋は、胸と肩をつなぐ大きな筋肉で、大胸筋がかたくなると、肩甲骨の位置が前にひっぱられて、巻き肩の原因にもなります。
大胸筋を伸ばしてやわらかくすることで、肩甲骨が前にひっぱられなくなります。
肩甲骨の位置に大きく影響する大胸筋に即効性があるので、ルーティーン必須とも言えるレベルのケアです。
壁に手をつくだけだと押さえようと力が入ってしまうので、柱の角などをうまく使って行いましょう。
ひじが下がると肩の筋肉に痛みやつまりが生じてしまうので、ひじが下がりすぎないようにすることが大切です。
結果、腕がまっすぐ上がるようになる!
【肩甲骨】大胸筋ストレッチ
1. 壁の角や柱に正面から腕を当てる / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
1. 壁の角や柱に正面から腕を当てる。
肩の高さと同じくらいにひじがくるように。
2. 壁に当てている腕と同じ側の脚を前に出す / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
2. 壁に当てている腕と同じ側の脚を前に出す。
3. 前に出した脚に体重をのせていく。 / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
3. 前に出した脚に体重をのせていく。
4. 前側の脚に体重をかけた状態で、壁の腕と反対側に上体をぐーっとひねって10秒キープする。反対側も同様に行う。 / (C)木村翔太(きむ先生)/KADOKAWA
4. 前側の脚に体重をかけた状態で、壁の腕と反対側に上体をぐーっとひねって10秒キープする。反対側も同様に行う。
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著=木村翔太(きむ先生)/『老いをゆっくりにする 1日1分セルフケア』