「今まで一回も自分からしなかったのに!」子どもが新しい挑戦するようになった伝え方

  • 2025年4月20日
  • レタスクラブニュース
一回も自分から洗おうとしてくれなかったのに
一回も自分から洗おうとしてくれなかったのに / (C)島村華子、てらいまき/KADOKAWA



日々の暮らしの中で困っていた子どもの行動が、親の「言葉がけ」で変わる!

3歳と2歳の兄妹を育てる新米夫婦のマコさんとユウさん。一筋縄ではいかない育児にしんどさを感じていたなか、「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」のスペシャリスト島村華子先生のアドバイスによって、新たな視点や気づきを得られ気持ちがとてもラクに!
「言葉がけ」で変わる子どもの反応に感動し、子どもの心のなかが少し理解できてイライラが減少。子育てがラクになり、肩の力を抜くことができるヒントがいっぱいです。

※本記事は島村華子監修、てらいまき著の書籍『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』から一部抜粋・編集しました。






登場人物

主人公のマコ
主人公のマコ / (C)てらいまき/KADOKAWA

マコ:根がまじめで、「自分はこれでいいのかな?」と不安になりながら、子育て中のお母さん。

きょうりゅうが大好きなアララ
きょうりゅうが大好きなアララ / (C)てらいまき/KADOKAWA

アララ:きょうりゅうが大好きな3歳半。あまり言うことを聞いてくれない。

幼児教育の教員育成に携わる華子先生
幼児教育の教員育成に携わる華子先生 / (C)てらいまき/KADOKAWA

華子先生:島村華子先生。子どもに対する絶対的な尊敬・尊重を基盤にする「モンテッソーリ教育」「レッジョ・エミリア教育」についてくわしい児童発達学の研究者。上智大学卒業後、カナダのモンテッソーリ幼稚園での教員生活を経て、オックスフォード大学で博士号を取得(児童発達学)。現在はカナダの大学にて幼児教育の教員育成に携わる。

子どもが、新しい挑戦をするときのコツ。

もうすぐ4歳だから
もうすぐ4歳だから / (C)てらいまき/KADOKAWA

じゃあこの泡を~
じゃあこの泡を~ / (C)てらいまき/KADOKAWA

何度かチャレンジしてますが
何度かチャレンジしてますが / (C)てらいまき/KADOKAWA

難しいですよね
難しいですよね / (C)てらいまき/KADOKAWA

幼稚園でも実践しているんですが
幼稚園でも実践しているんですが / (C)てらいまき/KADOKAWA

これだけです
これだけです / (C)てらいまき/KADOKAWA





セルフトークって言います
セルフトークって言います / (C)てらいまき/KADOKAWA

動作はゆっくりと
動作はゆっくりと / (C)てらいまき/KADOKAWA

えっ!?
えっ!? / (C)てらいまき/KADOKAWA

洗った!!!!
洗った!!!! / (C)てらいまき/KADOKAWA

まだ喜ぶなわたし!
まだ喜ぶなわたし! / (C)てらいまき/KADOKAWA

あの日からずっと!!
あの日からずっと!! / (C)てらいまき/KADOKAWA


華子先生のアドバイス:「見せる」と「伝える」を分ける


「やり方を言葉で教えずに、行動で見せましょう。説明すると、子どもはあなたの唇の動きを見ます。行動で見せれば、子どもは自分でやってみたいと思うでしょう」というモンテッソーリ医師の有名な言葉があります。モンテッソーリ教育では、幼児に対して過度な説明で気が散らないように、何かを教えるときに大人はできるだけ黙って動作を見せるのが一般的です。このときに、動作をスローモーションで見せることも大切です。たとえば、「体を洗う」など、大人にとっては単純な作業でも、子どもにとっては多くのステップを含む複雑な工程です。言葉を使わず、大人も一つ一つのステップに集中しながらゆっくりと手や身体を動かして見せることで、子どもにはわかりやすいだけでなく、好奇心をくすぐります。



監修=島村華子、著=てらいまき/『モンテッソーリ教育の研究者に学ぶ 子育てがぐっとラクになる「言葉がけ」のコツ』








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