食欲は小さな希望を与えてくれる。休職中の僕が作ったレタスチャーハン

  • 2025年2月28日
  • レタスクラブニュース
完成したチャーハンは油をまとった米粒と卵が湯気を立てて輝いていた
完成したチャーハンは油をまとった米粒と卵が湯気を立てて輝いていた / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA



仕事をがんばりすぎて、心の悲鳴を無視していた「僕」。気づいたら感情のない「おばけの姿」になっていた――。

涙が止まらず、体は動かない。そこでやっと限界を感じた「僕」は、休暇を取得。1週間、1ヶ月、半年…とゆっくりとした時間を過ごすうちに「僕」が気づいたこと。それはおいしいごはんを食べると、心がふっと軽くなるということ。

自分で作る毎日のごはんや、思い出の味、旅先の食事。おばけの姿になってしまった「僕」の心が、少しずつ回復していくまで…。

心と体がホッと温まるエピソードをお送りします。

※本記事はのもとしゅうへい著の書籍『おばけのおいしいひと休み』から一部抜粋・編集しました。






中華が奏でるおいしいリズム

やりたいことは何もなく一日の大半をぼんやりと過ごしている
やりたいことは何もなく一日の大半をぼんやりと過ごしている / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA

昨日から何も食べてないこと忘れてた…
昨日から何も食べてないこと忘れてた… / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA

どうせなら何か具を入れて自分で作ってみようか
どうせなら何か具を入れて自分で作ってみようか / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA

みんな生活しているんだなこの町で
みんな生活しているんだなこの町で / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA





レタスはひと口大にちぎっておく
レタスはひと口大にちぎっておく / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA

せっかく作るなら味がいいに越したことはない
せっかく作るなら味がいいに越したことはない / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA

雰囲気を出して食べたい
雰囲気を出して食べたい / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA

なんだかとても懐かしい味がする…
なんだかとても懐かしい味がする… / (C)のもとしゅうへい/KADOKAWA


レタスチャーハン

材料(2人分)
・ごはん 250g
・レタス 80g
・卵 2個
・ごま油 大さじ1
・鶏がらスープの素 大さじ1
・しょうゆ 小さじ1

作り方
①ボウルに卵を割って溶きほぐす。レタスはひと口大にちぎっておく。

②中火で熱したフライパンにごま油を引き、卵を流し入れる。卵が固まりはじめたら茶碗1杯分のごはんを入れ、手早く炒める。

③鶏がらスープの素、しょうゆを入れ、全体に味が馴染んだらレタスを加える。さっと炒めてできあがり。



著=のもと しゅうへい/『おばけのおいしいひと休み』








キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright (c) 2016 KADOKAWA Corp All Rights Reserved