食べることとお酒を飲むことが大好きな文筆家・ツレヅレハナコさん。休肝日は高熱がある日など年に数回だったという彼女ですが、「これからも健康に長生きして、お酒を長くおいしく飲むには、このあたりで生活を見直すべきでは?」と考え始めます。
ヘルシーな食材だけどお酒はしっかり進む! 飲酒歴27年のベテラン(!?)が提案する、体に優しいのにしっかりおいしいおつまみの数々をご紹介します。
※本記事はツレヅレハナコ著の書籍『47歳、ゆる晩酌はじめました。』から一部抜粋・編集しました。
簡単ドフィノア
時々無性に食べたくなる味をお手軽に
※1人分315kcal/塩分2.0g
■材料(2人分)と作り方
じゃがいも2個は5mm幅に切り、牛乳1・1/2 カップと、塩、ナツメグ各小さじ1/2とともに鍋に入れて中火にかけ、ふつふつとしたら弱火で約15分煮る。とろみがついたら耐熱容器に入れてピザ用チーズ60gをかけ、オーブントースターでこんがりするまで焼く。
<いものでんぷんでとろみをつけるので、切ったら水にさらさないように。>
<時々混ぜながらいもがやや煮くずれるくらいまで火を入れるのがおいしさのコツ。>
小麦粉を練ってホワイトソースを作るのが面倒……。そんな理由でグラタンを敬遠している人にオススメなのが、フランスの家庭料理「ドフィノア」。じゃがいものでんぷんで牛乳にとろみをつけるので小麦粉いらずです。あったら入れたいのは、一気に本格的な風味になるナツメグ。ハンバーグを作るときに買って眠っていたら、ぜひひとふりしてみて。
著=ツレヅレハナコ/『47歳、ゆる晩酌はじめました。』