食べることとお酒を飲むことが大好きな文筆家・ツレヅレハナコさん。休肝日は高熱がある日など年に数回だったという彼女ですが、「これからも健康に長生きして、お酒を長くおいしく飲むには、このあたりで生活を見直すべきでは?」と考え始めます。
ヘルシーな食材だけどお酒はしっかり進む! 飲酒歴27年のベテラン(!?)が提案する、体に優しいのにしっかりおいしいおつまみの数々をご紹介します。
※本記事はツレヅレハナコ著の書籍『47歳、ゆる晩酌はじめました。』から一部抜粋・編集しました。
ほうれん草の明太ユッケ
みずみずしい青菜をたっぷり食べられます
※1人分105kcal/塩分1.6g
■材料(2人分)と作り方
ほうれん草1わはさっとゆでて水にさらし、4cm長さに切る。ボウルに薄皮を除いたからし明太子40g、しょうゆ、ごま油各小さじ1と、焼きのり1/4枚をちぎって混ぜ、ほうれん草を加えてあえる。器に盛り、卵黄1個分をのせる。
<明太子は、包丁で薄皮に縦に切り目を入れてからスプーンでかき出す。>
「ユッケ」とは、生の牛肉をたたいて作る韓国料理。日本では馬肉のユッケしかほぼ食べられなくなりましたね~(大好きだったので悲しい)。でも、ある日気づいたのです。「しょうゆ+ごま油+卵黄であえれば、なんでもそれっぽい味になる!」。生肉の気配を加えるために明太子で生っぽさを足せば、まさかのほうれん草だってユッケ風になっちゃいます。
著=ツレヅレハナコ/『47歳、ゆる晩酌はじめました。』