食べることとお酒を飲むことが大好きな文筆家・ツレヅレハナコさん。休肝日は高熱がある日など年に数回だったという彼女ですが、「これからも健康に長生きして、お酒を長くおいしく飲むには、このあたりで生活を見直すべきでは？」と考え始めます。
ヘルシーな食材だけどお酒はしっかり進む！ 飲酒歴27年のベテラン（!?）が提案する、体に優しいのにしっかりおいしいおつまみの数々をご紹介します。
※本記事はツレヅレハナコ著の書籍『47歳、ゆる晩酌はじめました。』から一部抜粋・編集しました。
巻かないだし巻き卵
ジュワッとしただし汁で日本酒が進む
※1人分145kcal ／塩分0.7 g
■材料（2人分）と作り方
卵2個を溶き、だし汁1/2カップ、砂糖小さじ2と、片栗粉小さじ1をしょうゆ小さじ1で溶いたものを混ぜる。フライパンにサラダ油大さじ1を中火で熱し、卵液を一気に入れてゴムべらで端から混ぜて半熟で火を止め、万能ねぎの小口切り適量をのせる。
＜卵液に直接片栗粉を加えるとだまになるので、しょうゆで溶いてから混ぜて。＞
＜卵は、外側から内側へゆっくりと混ぜるのが、ふんわりと火を通すコツ。＞
皆さん、だし巻き卵を巻くのはお得意ですか？ 卵液にだしを入れるとジュワッとしみ出ておいしいけれど、その量が多いほどやわらかくなって巻くのが難しくなる卵料理。巻く緊張感がハンパない！ そこで、「もう味が同じならいいや」と最大限にだしを入れて、全く巻かなくなったのが、このメニュー。ぜひスプーンであつあつをすくってどうぞ。
著＝ツレヅレハナコ／『47歳、ゆる晩酌はじめました。』
