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脳の衰えが気になったら!ウォーキングよりもおすすめ「脳内年齢若返りエクササイズ」

  • 2023年10月3日
  • レタスクラブニュース


ハーバード大学の研究によると、脳の老化は20代から始まり、40歳を境に自覚することが増えていくそうです。脳を活性化させるには運動が大切! なかでも、自宅で簡単に、しかも短時間でできる、とっておきのエクササイズを教えてもらいました。

教えてくれたのは▷西 剛志先生


脳科学者。2002年に東京工業大学大学院にて博士号を取得後、特許庁を経て独立。脳科学の観点から、うまくいく人とそうでない人の違いを研究。著書は『80歳でも脳が老化しない人がやっていること』(アスコム)ほか多数。

老けない脳をつくるにはウォーキングよりも、コーディネイション運動

「脳に効果的なのがコーディネイション運動で、その効果はウォーキングの2倍です」と西先生。コーディネイション運動とはバランス感覚を整えるもので、脳の老化対策にはとても有効だそう。

「用意するのは100円ショップなどで売っているゴムボールだけです。投げてキャッチするという簡単な動きですが、脳への効果は抜群です」

最初はあまりできなくても徐々に上達し、脳も活性化していくそう。ほかにも、ダーツやお手玉、卓球、ボウリングなどもコーディネイション運動になるのでおすすめ。また、ダンスも有効で、動画を見ながら、画面越しの相手の動きをまねるだけで充分効果が期待できます。

終わったあとは目を閉じて片足で立ち、何秒キープできるかやってみましょう。脳内年齢が分かります。毎日継続的にエクササイズをすることで、脳内年齢も変化していくはず。

脳内年齢若返りエクササイズ

1~4を1セットとして5 分を目安に

1.投げてキャッチ【5回】


立った状態でボールを頭の上に投げて、キャッチを5回繰り返す。

2.投げて手をたたいてキャッチ【5回】


立った状態でボールを頭の上に投げて、手を1回たたいてキャッチを5回繰り返す。

3.座ったまま、投げてキャッチ【5回】


座った状態で、ボールを頭の上に投げてキャッチを5回繰り返す。

4.座ったまま、投げて手をたたいてキャッチ【5回】


座った状態で、ボールを頭の上に投げて手を1回たたいてキャッチを5回繰り返す。

1~4を1セット行ないますが、できない場合はできる範囲でやり、少しずつ回数を増やすようにしましょう。

■下記のコーディネイション運動もおすすめ!
・ダーツ
・お手玉
・卓球
・ボウリング
・ダンス

エクササイズ後は、脳年齢をチェックしてみよう



片足立ちができる時間を計ってみましょう。

目を閉じた状態で片足立ち
• 平均58.8秒→脳年齢30代
• 平均32.9秒→脳年齢40代
• 平均23.7秒→脳年齢50代
• 平均 9.4秒→脳年齢60代
• 平均 4.5秒→脳年齢70代
• 平均 2.9秒→脳年齢80代

* * *

ゴムボール1つでできる「脳内年齢若返りエクササイズ」。バランス感覚を整えることが、脳の老化対策に有効です。ハードなトレーニングではないので、気楽な気持ちで始められますよ!



イラスト/さかがわ成美 編集協力/森田有希子(smile editors) 

文=徳永陽子

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