夏本番前のこの時季から始めるのが◎!熱中症や夏バテを防ぐための「汗トレ」

  • 2023年7月5日
  • レタスクラブニュース


夏になると心配なのが、熱中症や夏バテ。実は、夏本番前のこの時季から予防するのが大切なんです。今すぐ始められるトレーニングで、ことしの夏は快適に過ごしましょう! 10日~2週間の汗トレで、体は夏モードに変化。ただし涼しい日が続いたり、冷房の効いた部屋で過ごしていると元に戻るので、汗トレ終了後も無理のない範囲で続けましょう。

教えてくれたのは▷久保智子さん


気象予報士、防災士、熱中症予防指導員。北海道や関西などで気象キャスターを務めてきた。現在は予報や記事作成のほか、小・中学校での環境授業や、気象や防災についての講演を行なうなど、幅広く活動している。

「暑熱順化」に欠かせない!おすすめの汗トレ

【注意!】
● 梅雨の最中でも熱中症の危険はあります。気温の高い日に無理をして運動しないこと。

● 水分補給をするほか、塩あめをなめるなど、塩分もとりながら行ないましょう。

■通勤や買い物のついでに取り入れやすい!「ウォーキングやサイクリングを30分」


駅やスーパーの行き帰り、30分程度かかるよう遠回りしてウォーキングやサイクリングを。ジョギングで汗トレをする場合は、軽く汗ばむぐらいの15分が目安です。

超お手軽派はこれ!「湯船につかって汗をかく」



湯船につかって汗をかくのも立派な汗トレ! 汗をかくのが目的なので、ぬるめの場合は長めにつかりましょう。ほかの汗トレと組み合わせると、より効果が高まります。

■暑さが厳しい日は室内でも!「軽く汗ばむ程度の筋トレ・ストレッチを」


家にいながらでも、筋トレやストレッチで汗トレが可能! 大量に汗をかくようなら室温が高すぎるおそれがあります。室温を調整しつつ、水分補給も忘れずに。

■子どもと一緒に!「遊びや趣味で体を動かす」


スポーツは、子どもとも一緒にできる汗トレ。ただし、子どもは背が低いため照り返しの影響が強く、発汗機能も未発達。熱中症になっていないか、様子をよく見て。

* * *

汗トレをすると自律神経の機能が高まり、より早くたくさんの汗がかけるようになります。どんどん汗をかいて熱を放散できる体になって夏バテ知らずに!



イラスト/こにしかえ 編集協力/及川愛子

【レタスクラブ編集部】

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