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睡眠の質を高めてスルスルやせよう!7つのぐっすりテクニック

  • 2023年6月8日
  • レタスクラブニュース


何度ダイエットに挑戦しても、続かなくてついやけ食いしてしまう…。そんな経験はありませんか? その原因、実は「睡眠の質」にあるかもしれません。そこで今回は、質のいい睡眠をとるとなぜやせやすい体になるのかというメカニズムと、スッと深い睡眠に入れる簡単な方法を7つ、ご紹介します!

教えてくれたのは▷
友野なおさん


睡眠コンサルタント。睡眠を改善して1年間で10kg減量した経験から、睡眠を研究。講演や執筆活動を通じて、快眠メソッドを広めている。『ぐっすり眠れる不思議なぬり絵』シリーズ(西東社)など著書多数。

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寝ないと脳は「食べろ」と命令する

ダイエットがうまくいかず、どうしても続かない。実はそれ、意志が弱いのではなく睡眠の質が悪いせいかもしれません。
「きちんと眠れていないのは体にとって異常事態。危機に備えてたくさん食べろと命令してくる脳の指令に抵抗するのはつらいんです。寝ないと自律神経も乱れるので、イライラして暴飲暴食に走りがち。やせたかったら、食欲を我慢するより、きちんと眠るほうが近道です」と睡眠コンサルタントの友野なおさん。国際比較調査によると、世界で最も寝ていないのは、日本人だそう。
「睡眠の質は『長さ×深さ』で決まります。時間を延ばせなくても、深く眠れば質は向上。食欲を抑えるホルモンが分泌され、自律神経も安定。スルスルやせられます。メンタルが安定し、免疫力も向上しますよ!」



よい睡眠のために!きょうからできる簡単ぐっすりテク

ダイエットを失敗させないためには睡眠の質が大切!とはいうものの、ではどうやったらぐっすり眠れるようになるのでしょうか。じつは、ほんの少し行動を変えるだけで深い睡眠に入れるようになるんです。簡単に取り組める方法を7つレクチャーします!




睡眠の見直しが必要な人に7つの「ぐっすりテク」

1 パジャマで寝返り上手になる
人は一晩に20~30回寝返りを打つ。ジャージやスエットなどの運動着は寝具との間で摩擦が起きやすく、寝返りを打ちにくい。綿など天然繊維のパジャマは、スムーズな寝返りをサポートしてくれる。冷え防止のために夏も長袖・長ズボンがおすすめ。



2 豆電球を消して真っ暗にする
豆電球ほどの小さな明かりでも、脳は光を感知して眠りが浅くなる。奈良県立医科大学の研究では、豆電球をつけている人の肥満率は、消した人の約2倍になるそう。メインの照明はオフに。夜のトイレなどが心配な人は、人感センサーのフットライトを活用して。



3 寝る前の行動をパターン化する
パジャマに着替えてからベッドでヨガをする……など、寝る前の行動をパターン化。これが脳と体にすり込まれると、「この行動をしたら眠くなる」と、自然に眠気が誘発されるように。慣れれば、眠る1時間ほど前から、体が自然と眠るモードに切り替わる。



4 昼間、ガムをかむ
眠りを誘うメラトニンの材料であるセロトニンは、同じリズムを刻む動きによって分泌量が増える。手軽なリズム運動は、かむこと。食事の際に一口30回を目安にかめば、満腹中枢が刺激され食べ過ぎ防止にも◎。ガムをかむのも、いいリズム運動になる。



5 羊ではなく数字を数える
羊を意味する英語「SHEEP(シープ)」を声に出すとき、長く息を吐くので、リラックス効果がある。日本語では「羊が1匹」ではなく、「ひとーつ、ふたーつ」と数を数えるほうが、力が抜けやすい。数が増えると眠れないことに焦るので、「10(とお)」までいったら「ひとつ」に戻って。



6 眠りのツボ「失眠」を刺激する
かかとのふくらみの中央辺りに、眠りを誘う「失眠(しつみん)」というツボがある。寝る前のリラックスタイムに、ここを刺激。指では力を入れにくい場所なので、ゴルフボールを使うのがおすすめ。いすに座ってゴルフボールを床に置き、グーッとツボに押し当てながらコロコロ転がそう。



7 1日の最後にポジティブワードを口に出す
就寝前にあれこれ思い悩むと、「コルチコトロピン」というストレスホルモンが分泌され、いつまでたっても眠れない。寝る前は、うれしかった出来事や、なりたい自分像を思い浮かべよう。プラスの感情で満たされることで副交感神経が高まり、安らかな気分になれる。



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ダイエットと睡眠に関係があるなんて意外でしょう? でも、よい睡眠をとることは、「やせること」にとても効果的なんです。睡眠不足は美肌にも大敵! 今夜からぐっすり眠って、ラクしてキレイを目指しましょう!

イラスト/ネコポンギポンギ 編集協力/及川愛子





【レタスクラブ編集部】

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