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「猫あるある」がいっぱい!SNSで話題の猫漫画「レオとシロウのドタバタ猫日記」秀さんインタビュー

  • 2023年5月18日
  • レタスクラブニュース



2匹の保護猫とのはちゃめちゃで楽しい日々に癒される!とSNSで話題となっている「レオとシロウのドタバタ猫日記」。初めて猫を飼うことになった漫画家の秀さんが、試行錯誤しながら猫との関係を築き、一緒に生活していく様子を描いたコミックエッセイです。2匹の猫との出会いや日々の暮らしについて作者の秀さんにお話を聞きました。


運命の出会い!保護猫を引き取ることに





――猫との生活を漫画に描こうと思ったきっかけを教えてください。

秀さん:元々文章を書くのが苦手で、身の回りに起こったことは漫画のほうが楽しく伝えやすいと思い描き始めました。それをTwitterに投稿したところ、思いのほか沢山の方に漫画を見ていただくことができました。猫や他の動物を飼っていらっしゃる方からも共感の声を沢山いただきとても嬉しく思いました。






――レオくんとの出会いは突然訪れたのですね。当時の心境をお聞かせください。

秀さん:SNSを眺めていたら、職場近くの警察署に子猫が数匹預けられているという情報が流れてきて、運命を感じて咄嗟に駆けつけました。そこで見たのは、ケージの中で団子のように固まっている子猫たちの姿でした。どの子猫が可愛いだろう、飼いやすいだろうと比較して選ぶのは、自分の都合によるえこひいきなのではないかという罪悪感があったため、ほとんど顔も見ずに、団子の一番手前にいる子に手を伸ばして引き取ることを決めました。

――運命的に迎えることになったレオくんと実際に暮らしてみて、最初の頃はどうでしたか?

秀さん:猫を飼うのは初めてだったので、必要な知識をとにかく調べて試行錯誤する毎日でした。
子猫の頃のレオくんはとてもやんちゃで予想外の行動を取ってばかりで、目が離せずハラハラしっぱなしでしたが、今では良い思い出です。初日から懐いてくれたのが何よりの救いでした。






――後からやってきたシロウくんも保護猫だったのですね。2匹を合わせる時に大変だったことはありますか? 

秀さん:通常、新しく猫を迎える際は最初のうちは会わせずに雰囲気から慣れさせるほうが良いのですが、シロウくんの保護主さんに我が家が安全な場所であることを確認してもらう必要があり、引き渡し当日からいきなり2匹を対面させてしまいました。先住猫のレオくんにストレスをかけてしまったことは後悔していて、あのときもう少し工夫できていれば…と思います。
また、シロウくんが我が家にきたことで、伸び伸び元気に過ごしていたレオくんに繊細な部分があることに初めて気づきました。シロウくんがいることに慣れさせるまでかなり時間がかかりましたが、今では落ち着いています。

猫たちに振り回される日々が愛おしい!


――レオくんとシロウくん、それぞれ性格の違いなどあるのでしょうか?

秀さん:レオくんは甘えん坊で、ストレスがあるとすぐ体調に現れる繊細な性格です。シロウくんはマイペースでのんびりしていますがビビリな部分もあります。




――レオくんとシロウくんと秀さんの3人(匹)暮らしはどんな関係性で成り立っているのでしょうか?

秀さん:レオくんとシロウくんは特に仲が良くなることもなく、付かず離れず適当な距離をとって過ごしています。シロウくんがたまにレオくんにちょっかいを出しているので、もしかすると一緒に遊びたい気持ちもあるのかもしれません。
私が仕事をするためにデスクに座ると、長時間構ってもらえなくなることが分かるのか2匹それぞれあらゆる手を使って作業の邪魔をしてきます。PC画面の前に座ったり、手をがぶがぶ噛んでみたり脚を噛んでみたりといろいろです。

――かまってアピールがかわいすぎて作業が進まなそうですね(笑)。よく猫飼いさんは、猫の気まぐれさに翻弄されるのが楽しいと言いますが、やはりそういうものでしょうか?

秀さん:そうですね。仕事の作業をあらゆる手を使って妨害してくるので、じゃあ仕方ないかと仕事を中断しリビングへ移動するともう私に対して興味がなくなったかのようにどこかへ行ってしまったり、じゃあまた作業するかと机に戻るとまた作業妨害を始める…というのが毎日恒例になっています(笑)。自分を慕ってくれるからこその行動と思えばそれも可愛いものです。

何でもない日が2匹のおかげで特別な日に





――猫と暮らしていて幸せを感じるのはどんな時ですか?

秀さん:2匹が一緒にいてくれて常に幸せだなぁと感じていますが、私自身が独身でずっと在宅仕事なため、もしこの子たちがいなかったら私はこの家に一人でずっと机に向かっていたのか…と思うとゾッとします。何でもない日が2匹のおかげで毎日なにかしらの特別な日になっています。

――これから猫を飼ってみたいと思っている人へ、どんなことを心して迎えるべきかアドバイスをお願いします。

秀さん:猫は一時的に飼うのもではなく、一度飼えばその猫と一生を過ごすことになります。これからの人生を一緒に歩んでいくんだという覚悟を持って迎えてもらえたらと思います。




――最後に読者の方にメッセージをお願いします。

秀さん:読んでくださってありがとうございます! 日々生活している中で猫たちとの思い出は増えるばかりです。今後も我が家の猫たちにまつわるエピソードを描いていきたいと思いますので、また読んでいただけると嬉しいです。


かわいい2匹の猫たちとのドタバタだけど心癒される日々。猫あるあるも満載で、読んでいるだけで猫と一緒に暮らしているような気分に浸れます。

取材・文=宇都宮薫

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