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もうすぐ母の日。お母さんに何を贈る?1万人アンケートの結果を公開!

  • 2023年5月2日
  • レタスクラブニュース


5月14日は母の日。今年の母の日はお母さんに何を贈ろう・・・なんて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「お母さんは本当はどういうものがほしいのか」「みんなは母の日に何をプレゼントしているのか」というのは気になるところ。そこで、ニッセイが毎年行う母の日アンケートの結果をもとに、母の日について、今年の傾向をレポートします!

贈る側ともらう側では意識に差がある!

ニッセイ(日本生命保険相互会社)は2023年3月、母の日に関するインターネットアンケートを実施して、1万3926名から回答を得ました。昨年(2022年)と比較しながら、その結果をご紹介しましょう。なお、回答した人の割合は女性がやや多く、年代別では50代が最多です。

まず、「今年は母の日にプレゼントを贈る予定ですか?」と尋ねたところ、「贈る」と回答した人は全体の66.4%。昨年より8.5ポイント減っているそうですが、それでも多くの人が母の日にはお母さんや配偶者に何かを贈る予定のようです。



続いて、「贈る」と回答した人に、「何を贈る予定ですか?」と聞いてみました。
1位はやはり「生花・カーネーション」で、全体の44.1%を占めています。この回答は、男女も年代も関係なく40%超えです。しかも、2位の「健康飲料・食品」が19.3%、3位の「食事」が15.9%ですから、圧倒的第1位と言ってもいいでしょう。





反対に、「あなたがお子さん・配偶者にしてほしいこと・もらいたいものは何ですか?」と聞いてみたところ、やはり1位は「生花・カーネーション」で、全体の30.9%。ただし、2位以下は少し違います。こちらの2位は「食事」で23.5%、そして3位はなんと「手紙・メール・絵」なんです! この回答が全体の13.5%となっていて、とくに男性より女性が多く、年代別では30代で割合が高い傾向にあります。


小さな子をもつ30代のお母さんは、子どもががんばって書いた手紙や似顔絵をもらうのがいちばんうれしいのかもしれませんね。



いっぽう、贈る側への「何を贈る予定ですか」という質問では、「手紙・メール・絵」と答えた人はわずか2.4%で9位です。


さらには、贈る方のプレゼントの平均予算が5,452 円なのに対し、贈られる方の希望金額の平均は3,115 円となり、その差は2,337 円もあります。もっと言うと、贈られる方の希望額の1位は「3,000 円未満」で、ほぼ同じ割合の2位が「金額にはこだわらない」なのです。
贈る側の意識と贈られる側の意識にはかなり違いがあるんですね。


ニッセイ基礎研究所 生活研究部の久我尚子さんは、次のように話しています。
「贈る方と贈られる方の希望や金額の違いを見ると、例年に続いて、お金をかけた品物よりも、『手紙・メール・絵』などの心をこめたプレゼントの方が喜ばれる傾向があるようです。
一方で、今年は贈る側の平均予算(5,452 円)が昨年(5,831 円)と比べて400 円ほど下がっています。母親を喜ばせたいけれど、物価高で家計の負担が増す中では、少し予算を減らさざるを得ないということなのかもしれません」

贈られる側は必ずしも高額のプレゼントがほしいとは思っていないようですので、贈り物の内容や金額を気にするよりも、感謝の気持ちをきちんと伝えることのほうが大切なのかもしれませんね。

母親とのコミュニケーションは減っている?



去年のアンケートとの違いで目を惹くのが、母親とのコミュニケーションの取り方です。
「プレゼントはどのように渡しますか?」という質問への回答では、昨年は「直接会って渡す」が64.3%でしたが、今年は69.1%となり、4.8 ポイント上昇しています。

ところが、「母親とどれくらいの頻度でコミュニケーションを取っていますか?」という質問ではまったく逆の結果が出ています。「母親と週に 1 回以上コミュニケーションを取る」と回答した方は41.7%で、昨年の53.9%と比べて12.2 ポイントも低下しているのです。

「コロナ禍明けが見えてきた中で、直接会って渡す方が増えたことは今年の特徴と言えるでしょう。
一方で、母親とのコミュニケーション頻度を見ると、コミュニケーションを取らないという方が前年に比べて大幅に増えています。
背景には、コロナ禍がある程度落ち着いてきたことで、通勤や通学、買い物、レジャーなどの外出行動が活発化し、母親とコミュニケーションを取る時間が減ったこと、また、感染状況も落ち着いてきたことで、高齢な家族の感染に関わる心配が薄れてきたことがあるのかもしれません」

では、「母親とのコミュニケーション頻度」と「母の日のプレゼント」に関連性はあるのでしょうか?
アンケートによると、母親と「月に1~2 回以上」コミュニケーションを取る方の75%以上が、母親または配偶者にプレゼントを贈ると回答しています。これが「3か月に1回」になると66.8%に減少してしまうのです。
「コミュニケーション頻度が高い方のほうが母の日のプレゼントを贈る割合は高い傾向があります。日頃からコミュニケーションを取っている方が、相手が喜ぶモノやコトを意識しやすいということなのでしょう」



「母親にしたい有名人第1位」はやっぱりあの大女優

最後に、おなじみの「母親にしたい著名人は誰ですか?」という質問への回答も挙げておきましょう。
全年代を見ると、以下のようになっています。

1位 吉永小百合
2位 天海祐希
3位 石田ゆり子


吉永小百合さんを選んだ人は全体の16.4%で、7 年連続で第1 位! さすがですね。
その理由については「優しそうだから」と回答した人がもっとも多く、ついで「包容力がありそう」なので、吉永さんは優しく包み込んでくれるお母さん像を体現する女優さんなのかもしれません。
ちなみに、2位の天海祐希さんは20~30代の女性人気が高く、3位の石田ゆり子さんにはとくに30代男性の支持が集まっているようです。
ちょっと意外だったのが、第7位の北川景子さん。20代の支持がぐんと高く、理由は「おしゃれ・綺麗」が最多でした。


今年の母の日は5月14日。普段は家事に仕事にと忙しくて、あまりお母さんとコミュニケーションを取っていない方も、この日だけはお母さんに感謝する時間を作ってみませんか。お母さんは、高価な品物よりも、あなたの「元気にしてる?」というひと言がいちばんうれしいものなのです。どうか、お母さんの心に残る母の日を、プレゼントしてあげてくださいね。

文=春日あずさ

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