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キッチンは意外と危険がいっぱい!今のうちに食器や家電の防災対策を

  • 2023年7月5日
  • レタスクラブニュース
冷蔵庫などの大型家電に食器棚、刃物、割れやすい食器類…、キッチンは防災の視点からみてみると、危険度の高いエリア。ごちゃごちゃと散らかっている時に大地震が起きたら…。すばやく身の安全を確保できるように、家電や家具には転倒防止器具と耐震マット、扉にはストッパーなど、対策が大事。日ごろからどんなところに気をつけて対策や片づけをしておくといいのか、防災士であり整理収納アドバイザーでもある熊田明美さんに伺いました!

キッチンをすっきりさせるコツ

■食器やカトラリーは使い捨てをストック
使い捨ての食器やカトラリーは、災害時の水道が使えないときにお役立ち。ふだんでも人を招くときに使えば、後片づけの負担を軽減。代わりに、滅多に使うことのない来客用として保管している豪華な食器など、この先も使う機会が少ないと思うものはリサイクルに出すなど、処分することも検討を!

■防災お片づけ、キッチンはここをチェック!



■包丁が出しっぱなしになってない?
大地震ではものが倒れるだけでなく、空中を飛び交うことも。特に危険な包丁は出しっぱなしにせず、引き出しの中や包丁入れに、常に収納することを心がけて。

■ホットプレートや土鍋を吊り戸棚にしまってない?
重たいもの、割れるものは、頭より高い場所に収納するのはやめましょう。扉には扉ストッパーや耐震ラッチを、棚板には滑り止めシートを敷いて対策を!

■電子レンジは大丈夫?
勢いよく飛んできたら、かなり危険なものが電子レンジですが、意外と対策をしていない家庭が多いようです。耐荷重を確認したうえで、耐震ジェルマットを敷きましょう!

■食器やグラスの量は適正?
食器やグラスが多いと、食器棚全体が重たくなります。災害時に割れやすいものは、使用頻度を考えた上で、自分や家蔵の安全を守るためと思って、不要なものは処分を検討してみては?


刃物、割れ物、電子レンジや炊飯器などの重たい家電…。確かに強い揺れが来たときにリスクの高いものが、キッチンには集結していますね。震災はいつやってくるかわからないので、その気になったらすぐ、対策を取り入れてリスク回避をしましょう!

教えてくれた人▷熊田明美さん


防災士、整理収納アドバイザー、防災備蓄収納マスタープランナー。Nicelife代表。個人向けに防災アドバイス、整理収納サービスを行うほか、各メディアでの取材対応やオンライン講座など幅広く活躍中。

イラスト/髙栁浩太郎
文/レタスクラブ編集部T

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