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鏡開きは早めでもいいの? 令和の正月「松の内過ぎたらどうする」を知りたい!

  • 2023年1月9日
  • レタスクラブニュース


のんびり過ごした三が日が過ぎると、急に忙しくなるご家庭は多いもの。でも、松の内があけてからもするべき正月行事は待ち構えています。ならば、どこまでちゃんと風習を守るべき? 最低限やったほうがいいことって何だろう? と疑問を持っている人は、きっと多いはず。そこで、令和の時代に合った、無理がなくて心も満たされる、年始の風習新常識を教わりました!

*  *  *

▶︎教えてくれたのは
岩下宣子さん
「現代礼法研究所」主宰。30歳からマナーの勉強を始めたことで、相手を思う余裕が生まれ、かえって自由な気持ちになったそう。その経験を生かし、企業や学校などでの研修、講演でマナーの楽しさを伝えている。

今の暮らしに合わせて、自分で年末年始のルールづくりを!

「お正月は先祖=年神様を家に迎えて、ことしも家族が平和に暮らせますようにと願う日でした」と岩下さん。「鏡餅は豊作を象徴する米で餅を作った、年神様への供物。餅を食べることで神様の力を取り込むなど、一つ一つに込められた意味があります。その意味を理解して、感謝の気持ちを忘れなければ、風習やルールは各家庭でアレンジしていいのです。忙しさや状況に合わせて、無理せず楽しむことが一番。家族で楽しい年末年始の思い出をつくってください」

令和版・鏡開きのオキテ



何のためにするの?
正月に供えた鏡餅には年神様が宿っているとされ、これを家族で食べることで、神様の力を分けてもらうという縁起を担ぐ意味があります。一般的に、鏡開きは1月11日です。

これだけはNGです!
1月11日より前に片づけないで
年神様が宿るといわれている鏡餅は、松の内が明けてもすぐに片づけないこと。神様は刃物を嫌うため、加熱してやわらかくしてからちぎるなど、包丁を使わない工夫もしてください。

令和はこれでもOK!
市販の切り餅を食べるだけでも意味があります
理想は鏡餅に使われていた餅ですが、市販の切り餅でもOK。最近は見た目が鏡餅の形をしていて、中に切り餅が入っている商品も多いですね。1月11日に餅を食べて年神様の力を取り入れ、活力にするという先人の知恵を楽しみましょう!




*  *  *

あれもこれもやらなくちゃ!と義務感で頑張るよりも、マナーや常識は押さえた上で、できることをできる範囲で、楽しみながらするほうがGOOD。幸せな気持ちで新年のスタートを切りましょう!

編集協力/田中理恵

【レタスクラブ編集部】

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