つやとハリのあるおいしそうな「なす」を見つけると、ついついカゴに入れたくなりますよね。一方で袋入りで購入したのはいいけれど、意外と全部使いきれなかった…なんてこともよくある話です。そこで今回は、余ったなすを上手に使い切れる簡単副菜を5つご紹介。夏にぴったりのさっぱりとした箸休めばかりを集めました。
なすのサラダ
【材料・2人分】
なす…2個、青じそ…3枚、水…2カップ、塩…小さじ2、削りがつお…適量、オリーブ油…小さじ2、しょうゆ…小さじ1/2
【作り方】
1.なすは2〜3mm厚さの輪切りにする。ボウルに水2カップ、塩小さじ2を混ぜてなすを入れ、皿をのせて約10分漬ける。青じそはせん切りにする。
2.なすの水けを拭く。器になす、しそを盛り、削りがつお適量をふる。オリーブ油小さじ2、しょうゆ小さじ1/2を順に回しかける。
(1人分58kcal、塩分1.3g 調理/小林まさみ 栄養計算/スタジオ食)
青じその爽やかな風味、削りがつおの豊かな香りとともに、なすのみずみずしさが存分に楽しめる一品。オリーブ油を加えることで、まろやかな味にまとまります。
なすの副菜は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
塩なす
輪切りにしたなすを、塩水に10分ほど漬ければできあがり。ボウルで漬ける場合はなすが浮いてくるので、皿などをかぶせて全体が漬かるように工夫を。ポリ袋を使うのもおすすめです。
なすのツナマヨあえ
ツナ缶とマヨネーズをさっくり混ぜた即席サラダ。なすは塩をまぶして5分ほどおき、水気を絞ってからあえると味がしみ込みやすくなります。
なすのからし酢あえ
ピリッと辛い練りからしと、すっきりとした酢の風味がたまりません。こってりとした和食に添えるといい箸休めになりそう。
なすのめんつゆびたし
サラダ油をかけてレンチンしたなすとめんつゆをあえれば完成。薄切りにした生の玉ねぎも一緒にあえて、食感を楽しんで。冷やしてもおいしい!
なすは低温に弱いので、冷蔵庫にそのまま入れるのはNG。1本ずつラップに包み、ポリ袋や保存袋にいれて野菜室で保存すると長持ちしますよ。
文=齋藤久美子(栄養士)