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こんなに活用できるなんて! 食費の節約をかなえる「ハンパ野菜」活用術

  • 2022年7月23日
  • レタスクラブニュース


食料品の値上がりを、ひしひしと実感する今日このごろ...。食費節約のためには上手に買い物をすることが大切ですが、できることは他にもあります。
それは、買った食品を余さず使い切ること。
実は、各家庭で廃棄される食品をお金に換算すると、1年で3.2万円※にもなるのだそう。食材を残さず使い切ることは、お財布にも環境にもやさしい第一歩なのです!
※2021年総務省「家計調査報告」における食料への支出金額、および2014年度農林水産省「食品ロス調査報告」より試算

「食材を余さず使い切る」今回は、無駄にしがちな「ハンパ野菜」の保存方法と、活用アイデアをご紹介しましょう。

*  *  *

▶︎教えてくれたのは
髙山かづえさん


料理研究家、ワインソムリエ。雑誌や書籍、広告などで活躍中。誰にでも作りやすく、日々の食事に取り入れやすい、センスが光るレシピが人気。

ハンパ野菜ボックスを作ろう



料理でちょっとだけ余った野菜たち。別の日に使おうと思っているうちにその存在を忘れ、気づいたころにはカサカサ...なんてこと、ありますよね。
使いかけの野菜は、大小に分けて透明なボックスに入れると使い忘れを防ぐことができます。底にぬらしたペーパータオルを敷いてふた (できれば透明) をし、ペーパーは2日おきに取り替えましょう。


ハンパ野菜の活用法1:荒く刻んでキーマカレーに



ハンパ野菜とひき肉でカレーにしてみましょう。
ハンパ野菜計400gとは別に、玉ねぎ1/2個、にんにく1片としょうが1かけはともにみじん切りにします。
合いびき肉150gとともに炒め、カレー粉大さじ1、塩小さじ1、砂糖小さじ1/2、水1カップを加えて (野菜にトマトがなければトマトケチャップ大さじ1を追加) 、汁けがほぼなくなるまで蒸し煮に。(2人分)



ハンパ野菜の活用法2:フライパンでチーズ焼きに



ハンパ野菜やあればソーセージを大きめに切り、塩、こしょうをふって焼いて。さらに、チーズをかけてとろりと蒸し焼きに。

ハンパ野菜の活用法3:小麦粉と混ぜてお好み焼きに



小麦粉100g、溶き卵1個分、削りがつお1/2袋 (約2.5g) 、塩少々、水1/2カップを混ぜて生地にし、粗く刻んだハンパ野菜計200gを混ぜて。あれば、[STRONG]長いものすりおろし100g[/STRONG]を加えても。こんがりと焼けばお好み焼きに。(2人分)

無駄にしがちな「あの部分」がこんなにおいしく大変身!



ハンパ野菜と同じくらい無駄にしがちなものといえば、「えのきの根元」。石づきを取るときにざっくり大きく切り取り過ぎていませんか? 根元のおいしい食べ方、お教えしましょう。

えのきたけの根元は先端に比べて歯ごたえがあり、こんがり焼くと絶品です! 茶色い石づきの部分だけ切り落とし、根元から1.5~2cm幅ずつ2切れ取り、バターで両面をこうばしく焼いて。ポン酢じょうゆをかけ、バター、万能ねぎなどをのせてどうぞ。
ちょっとした小鉢にはもちろん、おつまみにもおすすめですよ。

*  *  *

冷蔵庫の中のハンパ野菜を無駄にすることなく、「今日の献立どうしよう...」というお悩みも解消、さらに野菜たっぷりだからヘルシーと、いいことづくめ! ぜひお試しくださいね。







調理・監修/髙山かづえ 撮影/木村 拓 スタイリング/佐々木カナコ 栄養計算/スタジオ食 編集協力/singt
 
【レタスクラブ編集部】

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