財布の紐を締めたい連休明けは、とりむね肉のおかずで乗り切りましょう! パサつきがちなとりむね肉を上手に調理するコツは、表面を粉でコーティングして肉汁を閉じ込めること。やわらかくジューシーな食感にきっと箸が止まりません。
とりむね肉の照り焼き温泉卵のっけ
【材料・2人分】
とりむね肉…小2枚(約350g)、温泉卵…2個、グリーンアスパラガス…3〜4本、スナップえんどう…100g、照り焼きだれ(みりん…大さじ2、しょうゆ・酒…各大さじ1、砂糖…小さじ1/2)、小麦粉、サラダ油
【作り方】
1.アスパラガスは根元のかたい部分を切り、下3cmの皮を削り、1.5cm幅の斜め切りにする。とり肉は水けを拭き、両面にフォークを刺して穴をあける。焼く直前に、小麦粉を薄くまぶす。照り焼きだれの材料を混ぜる。
2.フライパンに油大さじ1を中火で熱し、とり肉の皮目を下にして中央に並べ、まわりに野菜を並べる。ふたをして、約5分蒸し焼きにする。途中、時々ふたを取って野菜を転がし、焼き色がついたら野菜だけ取り出す。
3.とり肉の上下を返して約2分焼き、フライパンの油を拭く。照り焼きだれを加えて強めの中火にし、たれにつやが出るまでとり肉にからめながら焼く。食べやすく切って器に野菜とともに盛り、温泉卵をのせる。
(1人分504kcal、塩分1.7g 調理/小林まさみ 栄養計算/スタジオ食)
しっとりやわらかなとり肉につやつやの照り焼きだれと、温泉卵をとろ~りからめてどうぞ。つけ合わせの旬の野菜も一緒に蒸し焼きにして、甘みを引き出しましょう。
とりむね肉のボリュームおかずは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
とりむね肉のチーズサンドカツ
カリカリのマヨごろもと、とろけるチーズが贅沢。とりむね肉は観音開きにした後、めん棒で全体をたたくと食感がやわらかくなり、見た目もビックに!
とりむね肉のにんにくから揚げ
フライパンで揚げ焼きにする簡単から揚げ。カロリーが気になるから揚げも、とりむね肉で作れば脂質をカットできます。
とり肉のヨーグルトみそ焼き
ヨーグルトのみそだれに漬け込むと驚くほどしっとり。漬け込む時間は10分でOKです(冷蔵庫で一晩漬けておくとさらにおいしく!)。
チキンケチャップソテー
小麦粉をまぶして焼いたとり肉に、粒マスタードやはちみつを混ぜ合わせた濃厚なケチャップだれをたっぷりからめて。たれを投入する前に、余分な脂を拭き取っておくとカロリーが抑えられます。
高たんぱく、低脂質のとりむね肉はダイエットにも◎。献立に悩んだ時の頼もしい味方になってくれそうです。
文=齋藤久美子(栄養士)