新玉ねぎと玉ねぎの違い、ご存知ですか？ 1年中出回っている玉ねぎは皮を乾燥させて保存性を高めたもの。一方新玉ねぎは収穫後すぐに出荷されるため、やわらかくて辛みが少なく、生食にむいているんです。この時期ポテトサラダを作るなら、新玉ねぎをたっぷり入れて、シャキシャキしたみずみずしい食感をぜひ楽しんでみて！
さっぱりポテトサラダ
【材料・2～3人分】
スモークサーモン…80g、玉ねぎ…1/3個、じゃがいも…3個、パセリのみじん切り…小さじ2、ヨーグルトソース（プレーンヨーグルト…大さじ3、オリーブ油…大さじ1、塩…小さじ1/3）、粗びき黒こしょう
【作り方】
1.玉ねぎは縦薄切りにして水に約10分さらし、水けをきる。スモークサーモンは食べやすく切る。
2.じゃがいもは4～6等分に切って鍋に入れ、かぶるくらいの水を加えて中火にかける。じゃがいもがやわらかくなるまで9～10分ゆでたら湯を捨て、弱火にかけて水けをとばし粉吹きにする。
3.大きめのボウルに２、玉ねぎ、ヨーグルトソースの材料を入れてあえる。粗熱がとれたら、スモークサーモン、パセリを加えてあえ、器に盛り、こしょう適量をふる。
（1人分238kcal、塩分2.5g 調理／ワタナベマキ 栄養計算／スタジオ食）
ヨーグルトの酸味を生かしてあっさりまとめた一皿。春らしい色合いで、おもてなしにもおすすめです。新玉ねぎを使用する場合は、水にさらす工程を省いてもOK。
しゃきしゃきポテトサラダは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
簡単ポテトサラダ
ラクに仕上げるならレンジを駆使して。耐熱ボウルにじゃがいもと少量のマヨネーズを入れてラップをかけて電子レンジ（600W )で5分加熱。さらに玉ねぎを加えて1分30秒ほど加熱し、ハムとマヨネーズを混ぜれば完成です！
さばのおかずポテサラ
さば缶と玉ねぎは相性抜群。レンチンで加熱したじゃがいもと合わせて、マヨネーズとヨーグルトでさっぱりと調味します。
ボリュームポテサラ
炒めた豚こまをたっぷり加えると、ボリューミーなおかずに。じゃがいもは皮付きのまま粗くほぐせばいいから簡単です（春は新じゃがいもを使うのもおすすめ！）。
ポテキムチサラダ
白菜キムチを混ぜ込んだマヨネーズで、具材をざっとあえて。マイルドな辛みが子どもにも人気の一皿です。
玉ねぎを薄切りにする時は、繊維を断ち切るようにカットして水にさらすと辛みを感じにくくなります。保存する場合は、一般的な玉ねぎは冷暗所で、新玉ねぎは水分を豊富に含んでいるため冷蔵庫で保存を。新玉ねぎはあまり日持ちしないため、早めに使い切るようにしましょう。
文＝齋藤久美子（栄養士）
