「完全栄養食」といわれるほど栄養価の高い卵。ビタミンやミネラルをバランスよく含んでいる理想的な食材です。そんな卵に野菜や肉を加えれば、かさ増しになると同時に栄養価もさらにアップ! 家にある食材をポンポン入れて栄養満点の一皿にしちゃいましょう!
野菜たっぷりチーズ卵焼き
【材料・2人分】
カット野菜(炒めもの用)…1袋(約200g)、卵…3個、ピザ用チーズ…50g、こしょう、オリーブ油
【作り方】
1.ボウルに卵を溶きほぐし、ピザ用チーズ、こしょう少々を加えて混ぜる。
2.フライパンにオリーブ油大さじ1を中火で熱し、カット野菜を入れ、野菜が充分やわらかくなるまで約3分しっかり炒める。
3.1を流し入れ、大きくゆっくり混ぜる。半熟状になったら、片側に寄せながら厚みを持たせて形を整え、焼き色がついたら上下を返す。焼き色がつき、中まで火が通ったら取り出し、食べやすい大きさに切る。
(1人分288kcal、塩分1.0g 調理/瀬尾幸子 栄養計算/スタジオ食)
野菜たっぷりでボリューム満点! チーズの塩気が効いているので味つけはいりません。卵液となじみやすくするために、野菜はやわらかくなるまで炒めて。ここではカット野菜を使っていますが、冷蔵庫に余っている野菜があれば刻んで入れてみましょう。
具入り卵焼きは他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
そぼろ入り厚焼き卵
肉を入れるとうまみが倍増。冷凍ひき肉を使えば簡単に作れます。凍ったままのひき肉にみりんとしょうゆを混ぜて、レンジで加熱。そぼろができたら卵を混ぜ合わせて、厚焼き卵に仕上げて。
切り干し大根の卵焼き
切り干し大根にはカルシウムや鉄分などのミネラルが豊富。えのきたけとともにごま油で炒めて、卵液に加えます。シャキシャキした食感も楽しい一品。
台湾風卵焼き
粗みじんのたくあんがたっぷり! ポリポリと甘じょっぱく、ご飯のおかずとしても最高です。豚ひき肉や万能ねぎも加えて、ボリューミーに仕上げましょう。
はんぺん入りおかず卵焼き
細かくつぶしたはんぺんを入れるとふんわり感がアップ! 炒めたじゃこの香ばしさもいいアクセントです。好みで大根おろしを添えて。
サクッと作れる手軽さも、卵焼きのいいところ。食べごたえ満点の一皿は、夕飯のメインおかずとしても活躍してくれそうです。
文=齋藤久美子(栄養士)