「みんなで囲むような本格的な鍋ほどじゃなくて、ちょっとだけ鍋が食べたいなぁ…」。今回紹介するのは、そんな場面にうれしい簡単小鍋です。食材をいくつかにしぼれば、さっと作れて手間いらず。食べるスープのような感覚で、気軽に楽しんでみて♪
焼き油揚げと豆苗の小鍋
【材料・2人分】
油揚げ…2枚、豆苗…1袋、煮汁 (めんつゆ(3倍濃縮)…大さじ4、みりん…大さじ2、水…2と1/2カップ)
【作り方】
1.油揚げはフライパンか魚焼きグリルで両面こんがりと焼き、縦4等分に切る。
2.鍋に煮汁の材料を煮立て、油揚げを入れて中火で1~2分煮る。豆苗を入れてすぐ火を止め、余熱で火を通しながら食べる。好みで七味とうがらしをふる。
(1人分175kcal、塩分2.5g 調理/ツレヅレハナコ 栄養計算/スタジオ食)
具材は油揚げと豆苗の2つだけ。油揚げを香ばしく焼くのがポイントです。あとはさっと煮るだけでいいので10分ほどで完成。香り豊かな七味唐辛子もたまりません。
アレンジ小鍋は他にもいろいろ。まだあるおすすめのアイデア4つをご紹介します。
キムチ湯豆腐
定番の湯豆腐に、白菜キムチとにんにくを入れてアレンジ。キムチはスープを加える前に、にんにくとともにざっと炒めて香りを立たせて。
ソーセージとレタスの粒マスタード鍋
マスタードの風味が爽やかな洋風鍋。鍋にスープとソーセージを入れて、2分ほど煮込んだら粒マスタードとレタスを加えてできあがり。
きのこのワンタン風中華鍋
ワンタンは皮だけでも美味! 炒めたにんにくとしめじが、とりがらスープに深い旨みを与えてくれます。
タンタン湯豆腐
白練りごまと豆板醤があれば、お店のような担々スープが簡単に。ひき肉も入って食べごたえ満点です。
サクッと作れる小鍋は夜の晩酌にもぴったり! 体もぽかぽか温まります。
文=齋藤久美子