すぐそこだと思って近所へ買い物に出かけただけなのに、日焼けしてしまった〜(汗)
と、「うっかり日焼け」にあとから焦ってしまうこと、ありますよね。
そんな夏ならではの肌トラブルNo.1「日焼け」を自分で手軽にできるケアをご紹介します!
肌トラブルをできるかぎり予防&解消して、快適な夏を過ごしましょう。
うっかりしないための予防法も!!
■「深刻なトラブルになる前にやっておきたいセルフケアがあります」
教えてくれたのは▷山本綾子先生/山本ファミリア皮膚科 駒沢公園 院長。医学博士。
日本皮膚科学会認定皮膚科専門医。アトピー性皮膚炎治療研究会所属。
アトピーや湿疹改善などの皮膚の健康、そして美容に関する情報を雑誌や講演会などでも発信。
日焼けはやけど。2ステップで対策をしましょう!
日焼けは紫外線によるやけどです。
放置すると色素沈着が起きてシミの原因に。
外からのケアに加えて、ビタミンCやEなどのサプリで内側からも日焼けのダメージに対処すると◎。
STEP1▷とにかく冷やす
日焼け直後はクーリングが大切。
できるだけ早く、ガーゼで包んだ氷や保冷剤などで、ほてりが治まるまで冷やしましょう。
STEP2▷とにかく保湿
日焼けをすると肌から水分が失われ、乾燥した状態に。
1週間程度はいつもよりも多めの化粧水やパックで徹底的に保湿を。
【予防法】紫外線は肌老化の一番の原因。だから予防をしっかり!
肌老化の約8割は紫外線が原因といわれています。
日焼け後すぐは大丈夫でも、年をとってからシミやシワとなって現われることに…。
後悔しないために、紫外線対策の基本をおさらいしてみて。
■〈1〉日傘は全身をカバーできるサイズを!
持ち方にも注意。
真上に差すと首の後ろに紫外線が当たってしまうことも。
全身が傘の陰に入るように意識して。
■〈2〉起きたら、すぐに日焼け止めを塗ろう
家の中でも曇りの日でも、紫外線を浴びてしまうリスクが。
ノーメイクで過ごす日も日焼け止めを忘れずに。
■〈3〉日焼け止めはたっぷり塗ること
表示どおりの量をしっかり塗って。
こまめな塗り直しができないときも、最初にきちんと塗っておくと断然違いが。
■〈4〉マスク下もぬかりなく
UV加工のマスクでないかぎり、紫外線はマスクの下にも届きます。
日焼け止めやUVカットのリップクリームを。
■〈5〉髪の毛も日焼けするので油断大敵
肌と同様、髪の毛もダメージを受けます。
日傘、帽子のほか、髪用の日焼け止めなどを上手に利用しましょう。
編集部がセレクト!夏のセルフケアグッズ
■塗りやすくて日常使いにぴったりなジェルタイプ
スキンアクアスーパーモイスチャージェル
顔にも体にも使えて、ベタつかず、みずみずしい使用感。
光耐久力がアップして、紫外線を浴びてもUV 効果が持続。
石けんで落とせるのもうれしい♪
SPF50+/PA++++ 110g ¥704〈編集部調べ〉/ロート製薬
■浴びてしまったら体の内側から本気でシミ対策
トランシーノ ホワイトC クリア
過剰に作られたメラニンを無色化し、肌のターンオーバーを正常化。
体の内側から効いて、シミ・ソバカスを薄くしていきます。
[第3類医薬品]120錠( 30日分)¥2,860〈編集部調べ〉/第一三共ヘルスケア
<レタスクラブ ’21年7月号より>
イラスト/ユキミ 編集協力/松崎祐子