とり肉の部位のなかでも一番低カロリーなのがとりのささ身。ダイエットの強い味方を食事に取り入れたいけれど、パサつきが気になったり、調理方法に悩んだり。今回は豆乳やナンプラーを使い、毎日でも飽きないとりのささ身のスープ5選をご紹介。食事制限中はもちろん、小腹が空いた時や忙しい日のさっとすませたい食事にもぴったりの時短レシピです。
豆腐の酸辣湯(サンラータン)
【材料・2人分】
もめん豆腐 1/2丁、とりささ身 1本、溶き卵 1個分、しいたけ 1枚、中華スープの素 小さじ1/2、水溶き片栗粉(片栗粉小さじ2、水大さじ1と1/3)、塩、ごま油、酢、こしょう
【作り方】
1. 豆腐は7mm角の棒状に切る。しいたけは薄切りにする。ささ身は筋を除く。
2. 鍋に水2カップ、スープの素を入れて火にかけ、煮立ったらしいたけとささ身を加えて3~4分煮る。ささ身を取り出し、菜箸で細く裂く。
3. ささ身を鍋に戻し入れ、豆腐を加えて、塩小さじ1/3で調味する。卵を回し入れ、水溶き片栗粉を加えてとろみをつけ、ごま油小さじ1を回しかける。
4. 器に酢大さじ1/2、こしょう小さじ1/4ずつを入れ、3を注ぐ。
(1人分149Kcal、塩分1.4g)
片栗粉でとろみをつけたスープがやさしい味わい。しいたけやもめん豆腐、溶き卵などの具材を入れて、食べごたえをアップさせましょう。こしょうが味のアクセントになり、最後まで飽きずに食べられますよ。
ささ身とスプラウトのスープ
アジア料理に使われるナンプラーを活用したメニューです。さっぱりしたテイストがクセになりそう。
酸辣湯風スープ
甘みがある玉ねぎのだしが味の決め手。玉ねぎはサッと煮るだけでうまみが汁にしみ出ます。
ささ身と三つ葉のかきたま汁
溶き卵を回し入れる前に片栗粉で汁にとろみをつけておくと、白く濁らずふんわりと卵に火が通ります。
ささ身の豆乳スープ
豆乳とささ身がマッチ。一口サイズのかぼちゃをプラスすれば、ボリュームが増えますよ。
他の肉と比べて脂肪が少ないことから消化吸収もよく、高たんぱくなとりのささ身。調味前に取り分けることで赤ちゃんの離乳食としてもおすすめのです。
文=河野あすみ