サイト内
ウェブ

ビショビショに濡れたノートの復活法がまさか過ぎた!波打ち、ベコベコを防ぐ裏ワザとは?

  • 2024年1月22日
  • 暮らしニスタ

こんにちは、ズボラ系家事コツ研究員の小町ねずです。「雨に降られてノートを濡らしてしまった!」「入浴中に本を湯船に落としてしまった!」そんな失敗をしたことはありませんか?濡れた紙をそのまま乾かすと、波打ってゴワゴワになってしまいます。

筆者は諦めるしかないと思っていましたが、ノートの老舗メーカーの大栗紙工によるとある裏ワザでノートの波打ちを防げるのだとか。今回は、その裏ワザでびしょびしょに濡れたノートを救えるのか、実際に試してみました。

ノートメーカー発!濡れたノートを復活させる方法

大栗紙工の公式Xで紹介されていたのが、こちらの方法。

『今日の雨でノートを濡らしてしまったら……冷凍してください!

①表面の水分をタオルでとる(中をめくっちゃダメ)

②ジップロックに入れて口を開けたまま24時間冷凍

③取り出して軽く振って霜を落とし、ペーパータオルにはさみ雑誌でプレス(1~2日)

ドライヤー使うと波打ちます。』

なんと、ノートを冷凍するという驚きの裏ワザでした。嘘でしょ!?と疑いたくなりますが、ノートの専門家からの情報を信じて試してみることに。ドライヤーで乾かした場合と、状態の違いを比較してみました。

【準備】

今回は、直接ノートに水をかけて、しっかりと濡らしました。

水で表紙の色が変わり、中のノートもびしょびしょです。

【裏ワザの手順】

①ノート表面の水分をタオルでしっかりとふきとります。

このとき、ノートをめくるのはNG。濡れた紙はデリケートなので、優しく作業を行ってください。

②ジップロックに入れ、口を開けた状態で冷凍庫に入れて24時間放置します。

そのまま冷凍すると、ノートが冷凍庫にくっついたり、食材のニオイや汚れが移ることがあるので、ジップロックなどの丈夫な袋に入れてください。

ノートの水分を蒸発させるため、袋の口を開いて冷凍するのがポイントです。

24時間冷凍させたノートがこちら。

今回はノートをしっかり濡らしたため、まだ水分が残っています。

水濡れがひどい場合や厚みがあるノートを乾かしたい場合は、冷凍時間を長くしたほうが良さそうです。

横から見ると中の紙にもヨレが見られますが、本当にここから復活するのでしょうか?

③ノートを取り出して軽く振って霜を落とし、ペーパータオルにはさんで、雑誌などで1~2日プレスします。

今回は雑誌の代わりに重たい辞書を使用。このまま放置して、乾燥させます。

ドライヤーで乾かしたノートの状態は?

冷凍したノートと比較するため、ドライヤーで乾かしたノートも用意しました。

強風のターボをあてて、時短で乾燥させたノートがこちら。

表紙は平らに戻らず、ぽこんと膨らんでいます。

中の紙もヨレヨレの状態に。

1枚1枚がゴワゴワになり、はっきりと波打ちが残ってしまいました。

濡れて伸びた紙が乾いて縮んだことにより、波打ちができてしまったようです。

【比較】冷凍したノートとの違いは?

お待たせしました!今度は、冷凍させたノートを確認してみましょう。

表紙は上下の部分に多少のシワができましたが、ドライヤーで乾かしたノートほどではありません。

全体の波打ちも少なく、なかなか好感触ですよね。

中の紙はピシッと戻らなかったけれど、大きな波打ちは抑えられています。

ノートにも特に大きな波打ちはなく、これならまた使えそうですよね。

この裏ワザは、紙が乾く前に冷凍して水分を蒸発させたことで、縮みによる波打ちが防げたようです。表紙の状態からわかるように、乾燥できず水分が残った部分は、波打ちができてしまいました。

ノートが濡れた場合は、ノートが乾く前にできるだけ早く冷凍させて、水分を飛ばすことをおすすめします。

ドライヤーで乾かしたノートと並べると、違いが一目瞭然!ドライヤーで乾かした左のノートは膨張していますが、冷凍させた右のノートはぺったんこ。

完璧に元通りにはなりませんでしたが、ビショビショ状態からここまで復活するなら優秀ですよね。

即日では復活できないけれど、放置するだけでいいので、手間もかからずとっても簡単。大切なノートや手帳、本などをきれいに戻したいときに試してみてくださいね!

撮影・文/小町ねず

キーワードからさがす

gooIDで新規登録・ログイン

ログインして問題を解くと自然保護ポイントが
たまって環境に貢献できます。

掲載情報の著作権は提供元企業等に帰属します。
Copyright(C) 2015 KURASHINISTA All Rights Reserved.