こんにちは。家事コツ研究員のYOKOです。家事で酷使する手肌のケアに欠かせないハンドクリーム。キッチンや寝室などに1つずつ置いて、バッグにも常に携帯しているという方は多いのではないでしょうか。
自分で購入するだけでなく、お土産やプレゼントなどでいただく機会もあったりして、使い切らないうちに新しいものを開封したり、使用せずに放置して使用期限が切れてしまったりもたびたび。
そこで今回はハンドクリームの便利な使い方についてご紹介します!
革製の靴やバッグなどは、使いこむうちにくすみが気になることがありますよね。専用のお手入れセットも市販されていますが、実はハンドクリームでも十分に代用できるんです。
ハンドクリームを薄く塗って乾いた布などで磨けば、皮の豊かな光沢が華麗に復活。もし使用しない不織布のマスクなどあれば、磨けば傷もつきません。
鏡を磨く頻度は人それぞれだと思いますが、一度汚れがつくとなかなか落とせないのが厄介なところ。それがハンドクリームを使うときれいに汚れを落とせるんです!
ティッシュなどにハンドクリームをつけ、それで鏡を拭きあげます。
汚れがある程度落ちたら、ウエットティッシュで油分が目立たなくなるまでふき取ればピカピカに!曇り止め効果も期待できますよ。
糊のついた紙やガムテープなどを切ってしまうと、ベタベタとして切れ味が悪くなるはさみは、ハンドクリーム復活させることが可能です。
刃の部分にハンドクリームを塗って、数回開け閉めした後、ティッシュなどで拭き取るだけ。ハンドクリームに含まれている油分がベタベタを取ってくれるので、切れ味が格段にアップしますよ。
春を迎え乾燥が和らぎ、頻繁に静電気が起こる季節は過ぎましたが、季節を問わず起こる衣類の静電気は気になりますよね。
特に、ロングタイプのスカートとストッキングやタイツを組み合わせた時のまとわりつき。スカートの形が崩れておしゃれに見えず、ペタッと脚にくっつく恥ずかしさも。
そこでハンドクリームがお役立ちなんです。タイツの上から薄〜くハンドクリームを塗るだけで、まとわりが軽減しますよ。
湿気が多い季節になると外出時にいつの間にか髪が広がるという方は、ハンドクリームで応急処置が可能です。つける量さえ気をつければ、ベタつかず、広がりをおさめられますよ。
ヘアエッセンスがなくても、ハンドクリームで髪をまとめられたら心強いですね。
今回ご紹介した以外にも、たとえばなかなか取れないシールを剥がしたり、ファスナーやジップなどの金具の滑りをよくしたり、顔の産毛を剃る時のシェービングクリームとして活用したりなどもできますよ。
使わず放置したままのハンドクリームをぜひ有効活用してみてくださいね。
撮影・文/YOKO ※暮らしニスタの人気記事を再編集して配信しています。