わが家の食費は、5人家族で2万円台。平均と比べると少なめの予算ではありますが、無理なやりくりはしていません。その代わり、「買わない」と決めているものがいくつかあります。今回は、私が購入を避ける商品を、「家に置いていないもの」としてご紹介します。
外食や惣菜に頼るのを阻止するために、自炊疲れ用のお助け食品をストックしておくことは大切です。私も、レトルトカレーやパスタソース、冷凍の唐揚げなどを常備しています。
でも、「カップ麺」だけは買い置きしません。その理由は、ついムダに食べてしまうから。
お湯をそそいで3分で食べられる手軽さはうれしいのですが、その簡単さが仇となって、カップ麺に頼る頻度が増えてしまうんです。カップ麺も値上げしているため、1人1個用意すると出費がかさみます…。
私が買い置きするのは、ワンアクションの調理が必要なものだけ。調理にも多少手間が必要でコスパもいい「袋麺」をストックしていますよ。
「たまには、手間のかける料理にチャレンジしよう」と思うこともありますが、本格的なスパイスや海外のめずらしい調味料には手を出しません。買ったときはいいけれど、最後まで残さずに使い切れる自信がないからです。
使い慣れていない調味料は到底使いこなせませんし、家族や自分の好みに合わない場合もあります。
ロスを出さずに残さず消費するためにも、調味料は使い慣れた定番だけでいい。そう割り切って、見慣れない調味料は買わないようにしています。
どうしてもつくってみたい料理があるときは、ちょっと高くても「○○の素」や「合わせ調味料」を購入していますよ!
ペットボトルの飲料は、私がめったに買わないもののひとつ。絶対に買わないわけではありませんが、常飲するために買うことはしないと決めています。
家で飲むものは、基本的に「麦茶」です。ペットボトルのお茶を買うよりも安く済むうえに、水出しすればつくる手間もかかりません。
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手間抜きになるものでも、あえて買わないことが食費節約になることもあります。ムダに食べてしまう、ロスしてしまうものは家に置かないようにすると、食費はラクにおさえられますよ。
文/三木ちな