観葉植物と言っても、かなり幅広く、種類も数多く存在します。種類によって強み弱みも大きく違います。
室外で観葉植物を育てるにあたって、全体的に注意しておかなければいけない点を3つご紹介していきます。
室外で観葉植物を育てる際に、気温と天候は欠かせない重要な要素となります。
まず気温に関してですが、特に夏場と冬場に問題が発生します。
夏場の日差し、直射日光によって葉が焼けるということが多く、室内の日陰に避難させるというのが基本です。
冬場も同様で、寒さに耐えることができないという観葉植物が多く、放っておくと枯れてしまう原因となります。
また、雨天の影響で根腐れをしてしまうこともかなり多いです。
種類によってはどうしようもないものもあるので、屋外での育成の向き不向きは調べる必要があります。
常に外で育成するため虫がわきやすくなってしまいます。
カイガラムシやアブラムシ、ハダニなどに加えて、コバエが湧くようになります。
通常室内では繁殖しにくい害虫ですが、土から発生するため、屋外でかなり繁殖してしまいます。
駆除が面倒な上、卵を産み付けられるケースも多く、対処がかなり面倒です。他にもナメクジが湧くこともあります。
室外に置いてしまうと、今までやっていた管理を怠りやすくなります。
そのせいもあって、対処が遅れ、葉を枯らしたり、病気になってしまうことが多くなってしまいます。
水やりや肥料に関しても同様で、室外だからといって変わることのない管理の徹底が必要です。
種類によっては、室外で生育が不可能というものも多いです。
セロームやシマネトリコ、フェニックスロべレニーなどが1年中室外でも可能な強い品種です。
室外で生育できるものを探したうえで、しっかりとした管理を心がけるのが何より大切なことです。
※トップ画像はPhoto by 鈴木 潤一さん@GreenSnap