観葉植物を育てる場合には、それぞれの植物に適した環境で栽培することが必要です。その際、日照条件や温度を考慮した場所を選ぶのが上手に育てるコツです。この記事では観葉植物を栽培する上で押さえておきたいポイントについていくつか紹介します。
観葉植物を育てる上で最も大切なのは日照条件です。
観葉植物は光が不足しすぎると株が弱くなって葉が黄ばんで枯れ落ちてしまうという弱点があります。季節によって光線量を変えることも必要です。
春や秋にはカーテン越しに光線の当たる場所に置き、夏はよしずなどで遮光したり、半日陰の場所に置きます。
冬は室内の明るい場所に置いて、ガラス越しの光線に当てます。枝葉が曲がらないように、週に一度ほど鉢を回転させることも必要です。
観葉植物の原産地の大半は熱帯地であり、ほとんどが高温を好みます。日本の夏は高温多湿で適した環境ですが、冬の温度には注意が必要です。
厚手のカーテンを閉めたり、窓際から遠ざけたりして保温対策をしましょう。
観葉植物を栽培する上で、水やりは基本です。
水を与えることによって古い空気が追い出され、酸素が根に行きわたります。不足しすぎると枯れてしまいますし、与えすぎると根腐れの原因になるので水やりの際は注意が必要です。鉢土が乾いたら、鉢底から水がたっぷり流れるぐらいに水やりをしましょう。
水やりのタイミングとしては、夏場は1週間に1度、冬場は10日から2週間に1度が目安です。湿度を保つのも大事で、霧吹きでも水分を与えましょう。
夏場や水やりの際に与え、春や秋には週に1、2回、冬場は週3回ほど与えます。
以上、観葉植物を育てる際に必要な環境について紹介しました。これらのポイントをおさえ、観葉植物を上手に育てましょう。