人工観葉植物の魅力は、手軽に自然のインテリアを楽しめる、それだけではないんです。光触媒加工がされた人工観葉植物は、なんと置いておくだけで部屋を綺麗にしてくれます！見た目に嬉しく機能も充実した、人工観葉植物の姿をご紹介します。
人工観葉植物は別名フェイクグリーンとも呼ばれます。
本物の植物に似せて完全に一から人工で作られたもの
普通の植物に含まれる水分を樹脂化合物に置き換えることによって、その姿を永久保存できるように作り変えたものなどがあります。
どちらも手入れ不要で枯れることはなく、永遠に変わらない姿を楽しむことができます。
手間がかからないことに加えて肥料などのコストもかからず、手軽に緑を楽しむことができるということで、家庭やオフィスなどで親しまれています。モデルルームで雰囲気づくりに使われたり、害虫の心配がないことから飲食店などでも利用されることも多いです。
手頃なものでは100円均一ショップなどで手に入れることもできますし、大型の樹木タイプのフェイクグリーンもあります。近年の技術の進歩が反映された商品では、本物の植物と見分けがつかわないほどです。
冒頭にお伝えした通り、人工観葉植物の中には手入れ不要で置いておくだけのインテリアでありながら、部屋を綺麗にしてくれる作用を持つものがあります。
それが、光触媒加工を施された人工観葉植物です。
光触媒加工とは、太陽光や電灯の光が当たることで化学反応を起こし、有害物質の分解などの作用を及ぼす物質に加工することを言います。二酸化チタンなどで対象の物質、今回の場合では人工観葉植物をコーティングすることで可能になります。
販売されている全ての人工観葉植物に光触媒加工が施されているとは限りませんが、空気の浄化作用を持つ本物の植物により近づけ価値を付加する意味で、光触媒加工はどんどんメジャーになっています。
では光触媒加工の為された人工観葉植物にはどんな効果があるのでしょう。
まずひとつは消臭効果です。煙草やペットの臭いをはじめとする、部屋の気になる臭いを、空気中の物質を分解することで除去してくれます。
またウイルスも分解したり増殖を抑えてくれるので、抗菌効果もあり、空気清浄の効果が期待できます。水回りに設置すると、防カビにもなるのでおすすめです。
その他にダイオキシンやホルムアルデヒドなどの物質を分解して除去してくれるので、シックハウス症候群の防止にも役立ちます。
こうした効果は、基本的にはコーディングが保っている限り半永久的に持続するのですが、スプレータイプで簡単に光触媒効果が付加できる商品もあります。効果が弱まってきたと感じたり、加工がされていない商品に対しては、そういったものを利用してみてください。
人工観葉植物だけではなく、壁紙やカーテン、家具や衣類にも利用することができます。
手軽に誰でもどこでもグリーンを楽しめる人工観葉植物は、本物の植物と同様の、もしかしたらそれ以上の様々な効果を期待することができます。人工物は味気ないというイメージを持っている方も、最近の商品は本当にリアルなものが多いので是非一度利用を検討してみてください。
