笑顔でおろしそばをすする家族連れ=5月26日、福井県南越前町今庄【北陸新幹線で行こう!北陸・信越観光ナビ】
そばどころで知られる福井県南越前町今庄地区の魅力を発信する「第37回今庄そばまつり」(福井新聞社後援)が5月26日、ハピラインふくい今庄駅周辺で開かれた。地元有志らによる15店のおろしそばの出店は行列が絶えず、1日で計約1万1600食を完売した。
風情漂う今庄宿一帯を会場に、そば店やそば道場、愛好家グループなどが出店。いずれも1杯500円で自慢のそばを提供し、午前9時の開場から2時間ほどで完売する店もあった。
手打ちの麺やだし、大根おろしの辛さなど各店にそれぞれ特色があり、来場者は行列に並んで食べ比べを楽しんだ。山菜の天ぷらや丸焼きサバを販売する、模擬店や地元商店も大にぎわいで、来場者は思い思いにイベントを楽しんでいた。
越前市から家族4人で訪れた女性は「おいしいそばと、昔ながらの街並みを一緒に楽しむことができた」と笑顔だった。
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