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Vol.9 「きこえる・シンポジウム 2012 夏」のおしらせ

  • 2012年5月10日

 2007年の冬から半年に一度ずつ開催してきた音楽とエコのイベント「きこえる・シンポジウム」。僕と妻のQuinka,with a Yawnと共に全国各地でお届けしてきたのですが、今年の夏でついに10回目を迎えます。環境問題に関するテーマのほか、昨年の大震災以降は復興支援についても取り上げました。

 今回は東京と、初の開催地・浜松の2カ所で行います。まずは7/28の浜松、OMソーラー株式会社の本社「地球のたまご」にて。OMソーラーは太陽熱をうまく利用した家作りを実践してきた会社です。太陽といってもいわゆる太陽光発電ではなく、太陽の熱や力そのものを利用して、パッシブソーラーというやり方で常に家のなかを快適に保つシステムを提唱しています。

 この「地球のたまご」には、2008年に僕とQuinkaで一度見学に行かせていただきました。浜名湖畔にある木の温もりに包まれた建物で、オフィスとモデルルームを兼ねています。この気持ちのいい空間でゆっくりと僕らのライブを、そしてOMソーラー広報担当の村田さん、浜松にある「ひなたカフェ」オーナーの村松さんと共に、トークもお届けします。「自然エネルギー」「ランドスケープ」、また「静岡の防災事情」などにも触れる予定です。「地球のたまご」見学ツアーもありますよ。

 東京は7/29、ライブやワークショップをよく行っている下北沢SEED SHIPにて。この日はNPO法人プラス・アーツ代表の永田宏和さんをゲストにお招きし、「防災」をテーマに「地震ITSUMO講座」を開講していただきます。実は我が家には以前から「地震イツモノート」という本があります。この本は1995年の阪神・淡路大震災での体験をベースに、「もしも」ではなく「いつも」防災意識を持っていよう、と呼びかける内容なのですが、この本を企画したのが永田さんなのです。

 また今年のはじめ、マグニチュード7クラスの首都直下地震が4年以内に70%という確率で起こるだろうという東大の試算が、ニュースとして話題になりました。東海・南海地方での予測についてもずっと以前から言われています。普段僕らが、もっとどんなことに気を付けていた方が良いのかなど、いろいろなお話を伺おうと思っています。

 さらに東京では「京太の放課後」というショートフィルムを上映。311の震災後に防災ずきんを手放せなくなったひとりの小学生をテーマにしたものなのですが、この映画の音楽を僕が担当し、役者としてもちょっとだけ出演しています。この映画については、またここで詳しく触れたいと思います。

 僕ら夫婦にとって興味のある話や今こそ必要だと思う話題を、本やテレビではなくその場で直接、一緒に聞いてもらいたい、そんな想いでこのイベントを始めました。毎回いつも会場やゲストについて考えるのが楽しみで、かつ真剣に取り組んで来たのですが、あっという間に記念すべき10回目を迎えました。どうか緑のgooを読んでくださっている皆さんにも、この機会に足を運んでいただきたいです。どちらのイベントも5/7から予約を開始します。詳しくはこちらをご覧ください。

きこえる・シンポジウム 2012 夏


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