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これまで長きにわたりご利用いただきまして、誠にありがとうございました。
iPhoneのカメラでこそ、映える景色なのかも。
近代的な建物と自然がミックスされたAppleの本社・Apple Parkは、まさに写真映えの宝庫。
どこを切り取ってもサマになるのですが、とくにメインでもある直径約460メートルの円形ビル(通称リングビルディング)はカメラのなかに収まりきらないほど圧巻。光を反射する曲面ガラスの美しさにはグッとくるものがありました。
青、白、緑のコントラスト。西海岸らしいカラッとした天気です リングビルディング内部からの風景撮影できるのは今しかない! と、キーノートやブリーフィングの合間に時間を見つけてはせっせと歩き回り、Apple Park周辺の風景を愛用のiPhone 16 Plusのカメラに収めてきましたよ。
Apple Park内は基本的に社員や関係者以外立ち入り禁止。ですが、カフェテリアやオリジナルグッズを販売している隣接の「Apple Park ビジターセンター」には自由に入ることが可能です。
Apple Park限定Tシャツ!かわいい#WWDC25 pic.twitter.com/jY1tBzqY01
— ギズモード・ジャパン(公式) (@gizmodojapan) June 9, 2025ビジターセンターの屋上がテラスになっていて、軽食を取ったり仕事をしたりとリラックスして過ごせます。当たり前のはなしですが、ここで作業をしていたらめちゃくちゃ日焼けをして後悔しました。
このテラスからリングビルディングを眺めることができるのですが、とてつもなく木が生い茂っていてほぼ見えない。もはや森。新緑の季節だからかな、でもこんな自然に囲まれている会社って素敵。
木々のうしろに見えるリングビルディングそして、このテラスに上がるには白い階段(いつかのキーノートで見覚えがある気がする)を登るんですが、見つけたんです。まるで誰にも気づかれないように、ひっそりとかかっている「虹」を。
長旅で疲弊した心が癒やされる…。
虹、といえばよくAppleのキーノートにも登場するレインボーモニュメント。WWDC初日にもティム・クックがここで締めの挨拶をしていましたよね。この6色の虹は、かつてスティーブ・ジョブズがいた頃のApple2代目ロゴとして採用されていて、いまでも重要なシンボル的存在として残り続けています。
ビジターセンターで見かけた虹は、ただのラッキーだったのか、なにかの仕掛けがあったのかは謎。でも、「虹をみるとやっぱり誰かに共有したくなるな〜」と気づけばXに投稿していました。
Apple Parkビジターセンターの階段で、虹をみつけました。#WWDC25 pic.twitter.com/di8k4VhtuL
— ギズモード・ジャパン(公式) (@gizmodojapan) June 10, 2025ガラスがきらびやかな「Steve Jobs Theater(スティーブ・ジョブズ・シアター)」。毎年9月に行なわれるiPhoneの発表会が開催される場所です。
この建物、よく見ると柱がない。ガラスだけで天井の円盤を支えているというすごい構造になっています。この設計や床の色によって太陽の光を効率よく取り入れ、消費電力を抑えているんだそう。
そして個人的にすごく惹かれたのが、ガラス製のエレベーター。レールに沿ってくるくると回転しながら動く仕組みで、光が差し込む姿はつやっつやでした。
スティーブジョブズシアターにあるガラス製エレベーターをインカメ撮影。ずっと見ていられます#WWDC25 pic.twitter.com/M2O1gCN9Bf
— ギズモード・ジャパン(公式) (@gizmodojapan) June 10, 2025実は昨年、「The Observatory(ザ・オブザーバトリー)」という新たな地下スペースがオープン。なんと、建物自体が丘に埋め込まれているんです。
こちらは移動中に遠くから撮影したもの。埋め込まれているので、外から見えるのは丸い天窓だけ。朝方の曇っている天気も相まってまるでSF映画の世界のようです。
建物内部の撮影はできなかったのですが、天窓からリングビルディングやApple Park全体が見下ろせるようになっていました。
唯一撮影ができたオブザーバトリー内のモニュメント。OS 26のリキッドグラスのようちなみにこれらの写真はどれも無加工、フィルターなし。わたしの目で見たそのままの雰囲気や質感が写真に表現されています。
普段からiPhone 16 Plusで撮影する筆者が、iPhoneひとつで挑んだWWDC25。Apple Parkは“Phoneで撮るための場所”、と言っても過言ではないと感じました。
Photo: chisato kuroda